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ESJ62三日日 [学会]

大会三日目だけど今回は飲み会にあまり参加していないので、比較的元気なまま朝を迎える。少し早目についたのでキャンパス内をうろうろしているとヤマモモが開花していたので、風媒花のサンプルとして撮影しておく。ダンゴムシとモニ1000と両方の会場を行き来した挙句、人が少なかったダンゴムシに参加。ダンゴムシつながりで、さまざまなアプローチをしている方の発表だった。それほど頻繁に脱皮するのであれば、野外でマーキングして個体識別するのは難しいか。ただ、脱皮はある程度の間隔で生じるので、その辺をうまく利用すれば、短期間なら意味はあるかも。

食堂で早めの昼食をと思っていたら、熱帯関係の方と一緒になる。お会いするのが3回目なのに「初めまして」と言ってしまい、まったく顔を覚えていないことが発覚。今回で研究テーマと本人がしっかり一致したので次は大丈夫。多分。総会行きのバスに乗って、会場へ移動。歩いていくにはちょっと遠いよ。総会会場はとても広いので、参加者がまばら。例年通りといえば、そんなものか。年次大会のシステムが大きく入れ替わるので、ここ数年はちょっと大変かもしれない。ただ、長期的な視点からみるとボランティア運営していた部分が削減されるはずなので、どうにかしてここ数年をうまく乗り越えたい。

その後は授賞式があって、受賞講演。昨年は自由集会が重なってしまったので、受賞講演を聞きのがしてしまったけど、今回は最初からしっかりと聞く。生態学会賞1件、宮地賞3件、大島賞2件、鈴木賞4件とかなりの件数の講演を聞いたけど、どれも長いとは思わなかった。大島賞の植物の成長や繁殖にいつ生産された光合成産物が使われているのかを検討した研究はよかった。それにしても若い人は、プレゼンがうまい。短時間のプレゼンの中で適度な笑いをとるスライドもいれてある。今年は特に自然史関係の面白い研究成果を聞くことができてよかった。

懇親会はあまりぎゅうぎゅうではなくスムーズに移動することができた。二次会があったので、料理もお酒も控えめにしたけど、焼酎は少し飲んでおくべきだったか。何人か名前は聞いたことがあったり、論文を読んだことがあった人とお知り合いになることができてよかった。懇親会後は宮地賞の小池さんの二次会に参加。こういう会に参加すると自分の年齢がすっかり上位層に含まれるようになったことに気が付く。参加メンバーの中で、来年は鈴木賞に!と盛り上がっていたので、ぜひ、トライしてもらいたい。
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