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ESJ68三日目 [学会]

今日は朝のシンポジウムに間に合うようにいろいろと終わらせておく。S9の長期観測とS13のフェノロジーと迷ったんだけど、「S10 花を利用する虫、虫を利用する花」に参加。全く知らない内容は二つ目のカザリショウジョウバエの話だけだったけど、いろいろとフォローできていなかったので、とても面白かった。アゲハチョウの実験系、シンプルにすごい。送粉系でも送粉者の雌雄差とか個体差を考慮する仕事が増えてきたなあ。もととも種子散布系よりは、送粉者の行動特性に注目した研究は多かったと思うけど、ますます行動生態学とのつながりがでてきた感じ。海外のスズメガの実験系なんかもこんな形でやっているだろうなということが想像できた。

お昼は自分の口頭発表の時間を測ってみる。というか、この発表形式なら、事前に音声録画したファイルを流したほうがいいんじゃなかろうか。その後は口頭発表RoomAをしばらく聞いた後、RoomBに移動。わたしの直前の発表はヤドリギの果実を食べる鳥類、特にレンジャク類が来た年とこなかった年を比較していたけど、周辺果実の結実状況が気になるところ。石川県だとレンジャクがやってくるのはかなり冬の遅い時期、2月下旬とかなので、その時期にまで果実が残っているということは、ヤドリギの果実って、あんまりうまくないんじゃなかろうか。定住しているヒヨドリがいるなら、果実に気が付いていないということはないだろうし。オンラインの口頭発表だと聴衆に受けているのかどうかよくわからないけど、付着散布種子だらけのツキノワグマの写真のインパクトはあったのではないかと思う。このネタこそエコリサ向きか?ただ、今回の発表はあくまで森林の話なので、もっと開けた環境や水辺などでは、おそらく鳥類、特に水鳥による付着散布のインパクトが大きいんじゃないかなと思います。

今夜は懇親会なんだけど、帰宅して夕食を食べてから参加しようとしたら、なかなかつながらないので、あきらめる。アバター見てみたかった気もする。
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