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大雪の中もニホンジカ [日常]

今日は卒論が届いたら修正するつもりだったけど、昨日の金沢大学でのゼミで疲れきったのか学生が誰も出てこない。来ない学生を待っていても仕方がないので、ヤマナメクジたちにエノキをあげる。卒論締め切りまであと1か月しかないんだけどねえ。

天気も持ちそうだったので林業試験場の自動撮影カメラの交換に出かけることにする。大雪とはいえ、大学周辺は先週の雪もかなりとけたし、ここ数日は気温が高めだったので、結構、とけているだろうとの判断。雲行きがちょっと怪しい感じだったけど、もうちょっとしっかり雨雲レーダーを確認しておけばよかった。

林業試験場はさすがに雪が多い。いたるところで枝や幹が折れて、道をふさいでいた。重たい雪も降ったからなあ。今日は気温が高いせいでスノーシューを装備していても雪の中に沈みまくる。ブーツではなく、長靴でスノーシューをはくべきだった。積雪のせいでカメラの位置が相対的に低くなり、最初のカメラは雪山を楽しむスノーシューの写真ばかり撮影されていた。

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スギ林内も落葉や枝が雪の上に多数落ちていた。スノーシューに引っかかって歩きにくい。カメラは雪で埋もれてはいなかったけど、ちょうどセンサーの検知範囲に枝が落ちてきていて、その枝に反応して電池がなくなっている場所が2か所もあった。撮影されている動物は多くはなかったけど、大雪が降った当日もニホンジカがラッセルしている様子が撮影されていた。粉雪だったから、まだ歩きやすかったかも。

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2時間ほどかけて雪山を歩きまわってカメラ交換を終了。ただ、マムシグサに設置中のカメラは枝の直撃を受けて、方向が変わっていたり、カメラが三脚から落ちて、水たまりに水没していた…。SDカードは無事に回収できたけど、カメラは浸水していたので、壊れたかも。

明日から2月のインドでのセミナーの準備を進めておかねば。昨年度、大阪市大のセミナーで話した内容が一番まとまっているので、あのスライドを英語化するかな。ただ、インドはサイチョウ類が普通に見られる国なので、あまり詳細な説明はする必要はないだろう。
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