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石川県のレッドデータブック2020が公開 [日常]

書評を依頼されている本の締め切りを生態学会の事務局に確認。例年通りのお盆明けだと期末試験の採点を考えると対応が難しいかと思っていたら、8月末でよいらしい。そうか、電子化されてから締め切りが多少遅くなっても書評なら対応しやすいか。ただ、のんびりしている時間はなさそうなので、採点が終わり次第、早急に固めてしまおう。教科書に載る仕事という切り口で書けばよいかな。

その後は来週の生態学概論と植物生態学の期末試験の問題作成。結局、石川県内はある程度、コロナが抑えられているようなので、対面試験をやるけど、オンライン試験だとずいぶんと出題方法を変えないといけないよなあ。途中、熱帯生態学会のニューズレター用の原稿が届いたので、サクッと仕上げてしまって、他のメンバーに送信して確認してもらう。今号は10ページだけど、次号の原稿の集まり具合が良くない。どうしたものやら。

そうこうしていると石川県のレッドデータブック2020が公開との情報を得たので、内容を確認。私が直接かかわっているわけではないけど、いろいろと情報提供したネタもあるので、その辺も確認。お、ヤマコウラナメクジが黒い個体の写真になっていてよろしい。レッドデータブックに掲載されているような植物は見たことがないものが多いけど、そもそも白山とか能登にしかなかったり、石川県内での確認地点数が限定されているものだから、そんなものか。
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海浜植物の観察会とオニハマダイコン除去実験 [日常]

今日の午後はプロジェクト・アイ主催の観察会で、外来植物の除去と海浜植物の観察イベント。心配していた天気も思っていたほどは悪化しない様子。天気予報は微妙な感じだけど、決行するとのメール連絡があったので、そのまま準備を続行。出発直前に新しい実験設定の書類が送られてきたので、印刷しておく。ただ、雨が降るかもしれないのに傘を人数分積み込み忘れたので、途中で2本追加。さすがに連休中だけあって、渋滞もなく、のと里山海道へは前回よりも20分近く時間が短縮された。高松SAで昼食を購入するつもりだったけど、おにぎりなどが売り切れだったので、移動。

予定よりも1時間ほど早く到着したので、最寄りのスーパーどんたくでお弁当を購入。近く道の駅のベンチで昼食。そうか、前回、火曜日がたまたま定休日だったのか。ちょっと暑いくらいの天気で、雨が降りそうにない、とこの時は思っていた。12時半前に集合場所に移動して、主催者にご挨拶。今日はどのくらいの人が来るのかよくわからないんだけど、天気は持ちそうなのでほっとする。先日下見した時よりもハマゴウの花が多いな。

12時45分までにはほとんど人がいなかったけど、最終的には20名ほどの参加者。講師二人で分担するほどのこともないけど、できるだけ密にならないようにして海浜植物の観察会スタート。まずは採集してきたオニハマダイコンの大型個体と小型個体を紹介。これだけ個体サイズが異なるにもかかわらず、開花結実しているんだから、やっかいなんだよね。食べられるんだけど、あんまりうまいものではないんですな。少なくとも私は積極的に食べようとは思わない。その後、海に向かって歩きながら、スナビキソウ、コウボウムギ、オカヒジキ、ケカモノハシ、オニシバなど目につく植物を順番に紹介していく。途中、波打ち際にウロウロしているイカリモンハンミョウも観察。こどもたちも観察できた様子。

やっぱり1時間で1キロ歩くのは無理だったし、変更後の600mでも無理だったな。後半は立ち止まる回数を少し少なくして、新しく出現したものだけを紹介。ネコノシタは触ってもらったので、覚えてもらえたかな。残りの1時間で実験区内のオニハマダイコンをすべて除去する作業。抜くのは楽しいんだけど、ゴミ袋に詰めて、持ち帰るのが難題。車の乗り入れが制限されている場所なので、数十人規模の人海戦術でやるとかしないと持ち帰れませんな。ただ、去年の写真と比べると今年のオニハマダイコンは大型個体が少ない気がする。小学生でも小型個体は充分に抜けるので、種子散布前のこの時期に抜き取るだけでも効果はあるかもしれない。

と、終了後に一気に天候が悪化して、土砂降り。イベント中に振らなくてよかった。帰りに前回と同じガソリンスタンドでスイカを購入したら、2個買うと1個おまけもくれたので、大量のスイカを持ち帰り。さすがに夕飯を作る気力はなかったので、途中、スーパーで刺身となぜか売られていたサーターアンダギーを購入して帰宅。長袖切るのを忘れたのは失敗だったかも。すっかり日焼けしてしまった。
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イベントの下見を済ませた [日常]

今日は微妙な天気だけど、研究室にはいかずに週末の観察会の下見のためにイカリモンハンミョウのいる海岸へ向かう。7時半には出発する予定だったけど、ドタバタして10分遅れのスタート。この時間、内灘方面は渋滞するんだよなあ。のと里山海道は運転サポート機能を使ってみる。なるほど、ハンドルが勝手に動いている感じだ。志雄PAで休憩をとり、柳田インターで降りると雨がぱらついてくる。目的地の甘田海岸の駐車場に着くと土砂降り。えー、到着するなり雨かよ。待っていてもしばらくやみそうにないので、道の駅近くのホームセンターで傘を購入して戻る。

小雨になったので、当日のコースを歩きながら、出現する海浜植物をメモ。駐車場周辺にシカ出現しないものもありそうなので、ヘラオオバコとかはここで話をしておいたほうがよさそう。それにしてもオニハマダイコンが目立つなあ。かなり汀線から離れたところに大型個体が出現している。多分、この浜だと海に近いところの個体は発芽しても波にさらわれてしまうのだろう。モンシロチョウが産卵に来ていた。その周辺にオニハマダイコンの緑色の果実の破片が散らばっていたのだけど、鳥が食べたのだろうか?

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1時間ほどかけて予定のコースを歩いたけど、本番はもっと詳細に説明したり、質問対応することになるので、この距離を歩くのは難しいな。ただ、思っていたよりはオニハマダイコンの個体数は少なそう。今年はあまり発芽しなかったのか、それとも波にさらわれたのかどっちなんだろう。帰路は少し海側を歩いて、漂着ゴミに付着している生物などを観察しながら戻る。

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帰り道に最寄りのガソリンスタンドによってスイカを購入してお土産にする。何度かここで購入したことがあるけど、傷がついたりして見た目に問題があるだけなので、おいしくいただける。これで今週はスイカに困らない。
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いろいろ終わらせた [日常]

朝はかなり激しい雨。ネットで確認したら、時間雨量が30mmを超えたところもあったよう。さすがにそれほど激しくはなかったけど、畑はすっかり水浸しになっていた。週末に空調工事が入るので、その準備で家の中をいろいろと片付ける。梅雨時だったので心配したけど、天気は良さそうなのでちょっと安心。

その後は予約していた時間に代理店へ行き、車の保険の手続きと納車で2時間ほどかかる。3ナンバーになったので、今までより大きい車。ただタイで乗っていた車に近いサイズなので、とりあえずは違和感なく乗ることはできそう。しかし、スムーズに加速しすぎて、スピードが出過ぎる点は注意しないといけない。いろいろと機能を説明してもらったんだけど、しばらくは長距離運転する機会もなさそうなので、使わん機能が多そう。

昼前に帰宅して昼食。しかし、明日の空調工事のための部屋の整理が進んでいないので、午後はそちらを優先しておこなう。ついでにいろいろと捨てて、机のレイアウトを変えてもよいかも。部屋の整理が一段落してからガソリンを満タンにしたら60L以上入るのか。そのあと、何か設定をし忘れているのか、後続可能距離が短く出ている。あんまり動いていないからかな。満タンにしたので、車の試運転で新聞に掲載されていた船を見に出かける。一般公開はしていないとは書いてあったけど、最寄りの桟橋にもアクセスできなかった。同じような車が数台いたので、もっと前からわかるようにしておいて欲しい。仕方がないので、反対側から観察。ハゼ釣りと思われる人がたくさんいた。それにしても大きい。曇り空でいまいちな天気だったけど、船の巨大さはよくわかった。
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植生調査票の採点中 [日常]

今朝も雨。長雨で畑のズッキーニが病気になってきたかも。この時期のウイルス病を乗り切れないんだよね。梅雨時期は人工授粉しないとあまり実りもよくはない。ノトマイマイたちは朝から元気そうだけど、道路で踏まれそうな個体は庭に戻しておく。ミニトマトを食べる鳥よけに古いCDとか並べてみたけど、まるで効果なし。テグスを張るしかないか。カラスかムクドリかどちらが食べに来ているんだろうか?スイカは藁で覆い隠したらつつかれてはいない様子。ミニトマトもほかにたくさん熟すようになるとつつかれなくなるので、もうしばらくの辛抱か。

朝は先日の実習で行った大学ビオトープの植生調査票の確認。例年は口頭で説明している内容を今年は事前配布にして、実験室内での説明を省略したら、記入漏れが多い。でも過去の先輩たちが記入したものも見られるようにしてあったんだけどなあ。まあ、同じデータになるはずの班員同士ですら、記入内容が違っているので、きちんと情報共有できていないところはありそう。うーん、これはミスなく記入できた学生は一人もいなさそう。セイタカアワダチソウはまだつぼみはないだろうに。

早めに昼食を終わらせて、食堂の監視業務。といってもわたしは後半の12時半から13時半だったので、ほとんど利用者はいなかった。数少ない利用者もすでに使い慣れている人ばかりなので、ほっといても自分で消毒して後片付けしていくので、なんだかなあ。ただ、前期期間は同じ体制を維持するらしいので、割り当て業務は淡々とこなすことにする。自分があまり食堂を利用しないから知らなかったのだけど、大学への要望の回答がここに掲載されていたのか。

その後は大学業務とか来週の講義資料の準備をしているとあっという間に夕方。今週は火曜日に講義がなかった分、多少、余裕はあったけど、アッというまでした。
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クマが来ていた [日常]

朝は雨だったけど、しばらくすると雲が薄くなりそうだったので、予定通り林業試験場の自動撮影カメラの確認に出かける。スマホがあれば、現地でも天気予報をお手軽に確認できるのは便利だろうな。職場からはCOCOAを導入するように連絡が来ているけど、ガラケーにはインストールできないしなあ。貯水池のモリアオガエルの卵塊はずいぶんと減少していた。さすがにほとんどオタマジャクシになったか。

雨上がりのスギ林をのんびりと歩く。白い花はツルアジサイで甲虫がいろいろと来ていた。赤く目立つのはヤブデマリの果序だけど、黒く熟した果実はほとんど見られないので、ヒヨドリがすぐに食べてしまうのだろう。これもしっかり証拠を押さえたい植物の一つで、そのうち自動撮影カメラを設置して真面目に調査したい。ヤブデマリの次に何を食べているのかも知りたいけど。ヤブデマリは大学院生の頃に芦生演習林で研究していた人のお手伝いに出かけたことがあるけど、やっぱりヒヨドリが食べるんだよね。

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6台のカメラのうち、1台はどうもセンサーの調子が悪そうなので、次回から予備機を使うことにしよう。さすがに9年目になるのでいろいろと不具合も出てくるけど、10年は継続してデータを採りたい。ツキノワグマが2回撮影されていた。朝の8時にコナラ林を歩く人は少ないとは思うけど、こんな時間にウロウロされるのはかなわんな。ひさしぶりにニホンザルの群れが撮影されていたけど、アカンボウを連れたメスが何頭も撮影されていた。帰りに大学近くの末松廃寺でキノコの撮影。

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午後は7月末のイベントのチラシの修正。主催イベントではなくて、講師なんだけど、写真とか文字をきちっとそろえて、修正する。もともとがPagesで作られていて、ヒラギノフォントがないので、代わりにNoto Sansで代用。メインPCにはインストールしてなかったっけか。ついでにこの手書き感のあるフォントはあずきフォントか。こちらもインストールしていなかったので導入。まあ、講義やプレゼンで使うことはないだろうな。

とチラシを作っていると突然、卒業生2名がやってくる。うちの研究室を卒業したわけではないんだけど、二人とも関西方面で頑張っている様子。さすがにオンライン講義とかで、フィールドワークもままならない様子。ただ、大学院生活は楽しんでいるようなので、何より。うちの研究室にも学外の大学院志望の4年生がいるので、情報交換しておく。
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サイハイランが実っていた [日常]

自宅のサンショウにアゲハの幼虫が付いていた。大したサイズではないのによく見つけるなあ。朝は天気が持ちそうだったので、角間にでかけてくる。こちら方面もずいぶんと車も増えて、30分ではさすがに到着しなくなってきた。中央分離帯の雑草が刈り取られた後にネジバナが咲き始めていた。自宅の庭のネジバナも先週末に咲いているのを見かけたし、水曜日に大学ビオトープでも咲いていたっけ。

角間に着くなり、駐車場で先週の落としたベルトを発見。やっぱりここだったか。先週、調査を終えて根堀を取り外してから、ベルトが行方不明だったけど、こんなところに落としていたのか。調査地の入り口付近では、ネムノキが咲いていて、ずいぶんと下草が成長してきた。ただ、尾根沿いのトレイルは下草管理が入って、ササが随分と刈り取られて、道幅が確保されていた。オカトラノオが咲き始めている。トレイル沿いのサイハイラン、今年は結実している。古い果実は見たことがあったけど、開花後の若い果実を見るのは初めて。角間でも数は多くはなさそうだけど、きちんと送粉されている様子。カラタチバナは今頃開花するのか。

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梅雨らしくトレイル沿いでキノコが随分と増えてきた。雨上がりだったので、ヤマナメクジがいるかと思ったけど、今日は見かけなかった。かわりに大きなキノコの根元でセンチコガネを発見。こいつらキノコにも来るんだよね。アベマキの樹液酒場は今日もスズメバチ、クワガタ、ケシキスイなどでにぎわっていた。雨上がりだけあって、ノトマイマイもいたるところで動いていた。角間の個体はこの色彩パターンの個体が多くって、自宅の近所にいるような個体とはちょっと違う。ネムノキが咲く時期なんだな。クマバチが来ていた。

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大学に戻ってからは、4月中旬に自宅に持ち帰って飼育していたヤマナメクジたちを実験室に戻していく。ただ、すぐに気温が上昇するので、空調が効いた部屋に移さないといけない。2.5か月、自宅の地下室で変な日長条件だったと思うけど、無事に生活していた様子。

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大学ビオトープの植生調査 [日常]

朝、地下室で飼育していたカブトムシが羽化してきた。

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大学についてから午後の実習で使う大学ビオトープの様子を見に行く。雨上がりだけど、かなり水浸しになっているので、場所によっては濡れそう。午後も曇り空でどうにか天気は問題なさそう。今年は梅雨入り後も水曜日は野外実習ができる天気なのがありがたい。

午前は植物生態学の講義でギャップダイナミクスの話。小テストで種子散布とギャップを絡めた簡単な問題を出したけど、あまり正答率は高くなさそう。例年よりも数学の知識が足りていない気がする。これだとルーレットとかでぼったくられそうだな。

午後の実習は毎年行っている大学横の調整池での植生調査。一度くらいは食性調査票を使って、記入方法を理解しておきましょうという趣向。事前にMoodle上に資料を一通り掲載してあったのだけど、確認している学生は半分くらい。今年だけの問題なのかよくわからん。20名5班に分かれて、まずは調整池周辺をぐるっと歩いてもらい、全体の植生を観察してもらう。その後、北側と南側に分かれて、1か所だけ2×2mのプロットを決めて、植生断面図などを書く。

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本当は5月中に一度、調査をして、7月にもう一度やるとずいぶんと種構成が変わっているはずだったんだけど…。今の時期に調査するメリットはギシギシ類が結実していて、ナガバギシギシとギシギシの区別がしやすいくらいか。エゾノギシギシも枯れていなければ、赤色で区別はしやすいし、アレチギシギシはさすがに見た目が他とはずいぶん違うのでわかるだろう。

去年、卒論調査で刈り取り処理をしたプロットでは、3回刈取りしたところはさすがにほとんどセイタカアワダチソウも回復していなかったけど、1回くらいだと周辺とほぼ区別がつかないくらい生えている感じ。4月か5月に一度くらい、再調査しておきたかったけど仕方がない。しかし、典型的なところを選んで植生調査区を設定しているはずだけど、ほとんど同じような場所を選んでいる。ミクリ畑とかヒメガマ畑とかは選ばなかったらしい。

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わたしがこちらに来た時からあるイヌコリヤナギはかなり樹勢が衰えてきたようだけど、北側のクワやミズキは去年の刈り取りからあっという間に回復してきた。全面を覆いつくさんばかりだったクズはビオトープ周辺の植生を刈り取った影響で去年よりはかなり少ないけど、まだまだツルを伸ばしている。この調子なら秋にはセイタカアワダチソウ畑が見られるだろう。ノブドウにはマメコガネやアオドウガネがついていた。ナガコガネグモもいたるところに見られた。ビオトープ周辺のケヤキにはまだ新しいニイニイゼミの抜け殻は見られなかった。もう少しかかるのか。

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例年は雨に降られたりして、慌てて調査しているけど、今日は曇り空で涼しい風が吹いていたこともあり、のんびりと調査した様子。ただ、時間をかけたからと言って、よいできとも限らないのが悩ましいところ。実習前半がオンライン対応だったので、普段であれば毎回、見かけたときに教えている植物の知識が全くない状態なので、名前を付けるのは大変そう。過去に開花・結実フェノロジーの調査した論文を渡してあるので、絵合わせでもどうにかなりそうなものだけど、1mもあるスズメノテッポウはないよなあ。

植物図鑑を眺めながら、あーでもないこーでもないという学生たちに6時ごろまで付き合ってから、帰宅。もう7月か。
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