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タイ調査六日日 [研究]

5時50分に起床して、ピライさんの同僚の車に同乗して大学へ移動。ロビーだとWifi使える。だとするとますます日本から持ち込む必要はなさそう。ここは7時を過ぎると近隣の小学校への送迎の車で身動きがとれなくなるので、移動するなら6時半より前か8時以降になる。6時20分に出発して、40分ほどで大学へ到着。オフィスへ行く前に食堂で朝食。おかず2品のせで20バーツ。昨日、食べすぎているので、今日は控えめ。オフィスでソーファーさんに挨拶して、仕事場所を確保。ソーファーさん以外のスタッフはブードーへでかけたり、体調不良だったりで、今日はいないらしい。

今年のデータを確認したかったのだけど、休んでいるなら仕方がない。オフィスにデポしてある荷物を確認して、必要な数を確認する。折れ尺とスチールメジャーは2個ずつあるし、調査用作業着も2セットあるので、野外調査には問題なさそう。肝心のワークシートを準備する必要があるので、タイにいる間に終わらせよう。調査用に置いていた双眼鏡は今回、持ち帰ることにしよう。

マヒドン大学のネットワークシステムが8月から大幅に更新されたので、新しいネット環境をセットアップするのに時間がかかる。カイさんが今年から別の仕事を本務にして、この部屋にいなくなったので、PCに詳しい人が部屋にいないのはちょっと心配なところ。そんなことをしているとケンプ夫妻が登場。えーと、この間お会いしたのは何年前だっけか?日本で紅葉を楽しんできた様子。

午後はひたすらweb of scienceでの文献検索と論文のチェック。今年に入ってからあまり文献検索したり、論文を読む時間がとれていないので、面白そうな論文がいくつもみつかる。やはり職場でワイリーの雑誌にアクセスできないのは、結構、影響がある。基本、著者にメールを書けば送ってくれるけど、時々返信がない場合もあるし。

何気なくキーワード検索してみて、こんな研究あったのか!と驚く。キーワードを見る限り、手持ちのデータとよく似ている。そうか、数年前にこんなデータがとられていたのか。まあ、やってみようと思う人がいても不思議ではないので、帰国後にじっくり読んで、今後の対応を考えてみよう。複数調査地のデータを組み合わせたら、そこそこ面白そうなこと言えるかも?

途中、来客があり、しばらく研究内容について話を聞いたり、雑談をして過ごす。何度かメールでやりとりしていたけど、お会いするのは今回が初めて。タイに来たきっかけは、わたしが日本熱帯生態学会NLに書いた原稿を読んでとのこと。修士課程の研究では、苦戦しているようだけど、追加データをとりながら、どうにかまとめているところらしい。タイでの経験を活かして、帰国後も頑張っていただきたい。

夜はピライさんの同僚たちとの夕食会に参加。ピライさんも68歳になったらしい。私が出会った50代後半のころと比べるとさすがに体力は落ちてきたみたいだけど、まだまだ元気で何より。
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