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メーラーの移行作業完了 [日常]

研究室に来ると無事にアーカイブ作業は終わっていたので、エクスポートしてみる。少しずつエクスポートが進んでいくけど、しばらくかかりそうなので、こちらのPCは放置。仕事用のPCで新学期用のMoodleコースの立ち上げに取り掛かる。講義終了時にバックアップファイルを作成した記憶があるのだけど、2023年3月に作成したものしか見つからない。気のせいだったのか?仕方がないのでバックアップファイルの作成から取り掛かる。研究室の学生用コースが300MBの容量オーバーとかでバックアップファイルを作れない。学生用の卒論プレゼンファイルの動画は削除してあるけど、写真も多いのでPDF化して、ファイル容量を減らす必要がありそう。

一通りバックアップファイルを作成したら、次はリストア作業。自分の担当コースがわかりやすいように生き物写真を並べているのだけど、一部はアップデートする。まあ、学生がどのくらい気が付いているのかわからないけど。一通り終わったら、複数人で担当している講義は教員を追加して、コースを立ち上げたことを連絡しておく。学生の登録は4月になってからにしよう。その間にエクスポートファイルが無事に作成されたので、Outlookを立ち上げてみる。なるほど新しいアカウントとは別にもう一つアカウントがある形になるのか。新しいアカウントにメールを移動させる必要はないので、このままの体制でしばらくは対応してみよう。テストメールを送付してみるときちんとGmailにも転送されていたので一安心。

今日は消耗品が届く予定だったけど、明日になるとのことで、午後は年休をとって帰宅。帰宅後は4月の新入生向けの説明会に必要なプレゼン資料をアップデートする。ほとんど去年の情報を使いまわすことはできそうだけど、一部、講義名とか変更になっているので、修正。職場は小規模校なので、1年生だと科目選択の余地はなく、そのコマの講義を受講するかどうかなので、あんまり迷うことはないと思うんだけど。ここまで丁寧に説明する必要があるのかという気がしないでもないけど、引継ぎ資料なので、あまり手をくわえずに利用しておこう。


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メーラーの移行作業に取り掛かる [日常]

3月中旬に職場のメールサーバーの更新とメーラー変更が行われて、今まで利用していたThunderbirdからOutlookに移行せざるを得ない状態になった。生態学会前で忙しかったので、しばらく作業を放置していたけど新年度前には終わらせておきたい。今までは職場にいないときは、Gmailに転送して対応していたけど、どうもサーバー更新後、Gmailへの転送がうまくいっていないようす。今回の生態学会中はWeb版Outlookで対応していたけど、使いにくい。

今日は別PCで教科書原稿の修正作業を進めながら、職場用PCでメーラー移行に取り組む。半年前に職場用PC更新でThunderbirdのPC間移行したばっかりなんだけどな。古いメールでも今後、見そうにないものはこれを機会にすべて削除してしまう。そのうえで、ThunderbirdからOutlookへの移行方法を調べてみるとMailStore Homeを使うやり方がよさそう。いくつかサイトの情報を見比べて、まずは2022年以降だけのメールにしてトライしてみる。Thunderbirdのメールのアーカイブはうまくいった様子。次にOutlookへエクスポートすると途中でエラー終了する。メール数を減らして2024年以降だけのメールにしてもダメなので、メール数の問題ではなさそう。

ローカルのOutlookにエクスポートするのが失敗しているようなので、新規のPSTファイルを作成して、そちらにエクスポートしてみると成功。次は全部のメールのアーカイブに取り組んでみることにしたけど、数万件あるので、放置して帰宅。明日の朝、うまくアーカイブできていますように。


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ESJ71六日目 [学会]

ホテルを早めにチェックアウトして、横浜駅構内のコインロッカーに荷物を預ける。みどりの窓口周辺にたくさんあるけど、現金払いのやつはカギが大きくて持ち歩きが少し面倒なのがデメリット。バス停に行くと出展者の知人にお会いしたのでいろいろと情報交換。今回の参加者数は、例年の3分の1くらいかなと話していたけど、さすがだ。オンライン開催があるとどうしてもオンサイトの参加者数は少なくなるので、出店者側のメリットは減りそう。

今日はどれにしようか悩ましかったけど、[S20]歴史の古い草原に隠された環境価値に参加して、草原について学ぶ。途中、地震でちょっと揺れた。石川県内はほとんど草原といえるような環境は残っていないけど、スキー場とか減りそうだからなあ。草原の価値を上手く可視化できるような取り組みまで進んでいて素晴らしい。草原の植物もある程度、長期間、草原として維持されていないと大きくならないものとかいるみたい。

シンポジウム終了後はたまたまバス停で一緒になったG君と話しながら横浜駅まで移動。20年くらい前のイメージしか残っていなかったけど、そりゃわたしも年をとるわけです。横浜駅から東京駅まで移動して、明太子やで昼食を済ませる。わたしが乗る新幹線になると遅れもなくなっており、予定通りの時間に帰宅。久しぶりの生態学会で楽しんだけど、宿題は3月中に間違いなく仕上げないと。ESJ71の企画委員会とか実行委員会のみなさん、ありがとうございました。

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ESJ71五日目 [学会]

昨夜少し遅くまで作業していたのと完全に遮光されているので、起きたらすでに6時半だった。今朝も最寄りのコンビニで朝食と昼食を購入して、移動。ただ、祝日で大学構内にまでいくバスがないので、今日は電車。ただ、電車だと結構な距離を歩くことになる。今日は午後に天気が崩れる予報だったのでちと心配。

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朝は[S15]種の保存法に基づく保護増殖事業対象種の保全ゲノミクスに参加。自分では遺伝情報を扱ったりすることはないけど、今後の石川県内の絶滅危惧植物のことを考えると知識は仕入れておく必要がある。いくつか前提条件を満たす必要があるとはいえ、個体数が少ないからこそ使える手法もあるのか。

昼食後はポスター発表をざっと眺めていると鳥類のくちばしに関するポスターを発見。へー、こんなアプローチで研究していた人がいたのか。オンラインで見ていた時には見逃していたな。残念ながら発表者は不在だったので、あとでしっかり見ておこう。午後は[W17]あなたの知らないサトイモ科植物の世界2:系統・分布編。前回の自由集会も話を聞いたけど、なかなかマニアックな集まりでよろしい。テンナンショウ属に関しては、特に夏に結実するグループはほぼヒヨドリしか種子散布者がいないと思われるので、それほど広範囲に種子散布されることはないだろう。秋以降に結実する分類群にしても短期滞在する連中はコマドリ以外、基本、他の果実を優先して食べるだろうし、冬場にヒヨドリやシロハラが食べる場合は、その周辺にしか散布されないだろうから、鳥散布とはいえ、種子の移動距離は少ないのではないかと思う。

夕方は[W20]カメラ使いはひかれ合う:カメラを使った観察向上術に参加するつもりだったけど、天気が悪くなりそうだったので、ホテルに戻ってオンライン参加することにする。タイミングよくバスが来たので、スムーズにホテルまで移動できた。なかなかマニアックな自由集会だけど、ラズパイ使ったシステムとか、自作でいろいろ試すことができるシステムは楽しそう。長期運用する際は、自分の分身として自動撮影カメラを設置することを考えることが重要ではないかな。

今夜もタイ料理を食べるつもりだったけど、満席だったので、すぐ近くでカレーうどん。あっという間に最終日か。
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ESJ71四日目 [学会]

今回は宿泊に朝食が付いていないプランなので朝からコンビニに出かけて朝食と昼食を購入。会場にコンビニはあるけど、結構遠い感じなので、こちらから持っていったほうがよさそう。ちょうどよい時間帯のバスは込みそうなので、一番早いバスで移動することにして、横浜駅に向かう。天気は良さそうだけど、明日は午後に崩れる予報。バス停で待っていると今大会の大会実行委員長のKさんにお会いする。そこで昼食をホテルの冷蔵庫に忘れてきたことに気が付いたけど、あきらめて会場へ移動。バスで学内のコンビニの最寄のバス停まで移動して降りる。

前回、横浜国立大学に来た時は雨で、あまりキャンパス内の写真は撮影しなかったので、今回は照葉樹林っぽいところなどを撮影しておく。キャンパス内に小規模な鎮守の森がたくさんある感じ。卒研生への卒業記念をいつもお願いしているお店でオオサイチョウの柄が入荷していたので、さっそく注文して、マグネットに仕上げてもらう。研究室のメモ書きを張り付けるようにしておこう。ハエハンドブックは楽しみ。

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朝は[S04]生物群集の安定性と生態系機能:大規模データと理論でよみとく、に参加。CRESTでこんなプロジェクトが走っているのか。オーダーメイドのグラノーラとかあるのか。腸内細菌叢を調べてみたい気はする。微生物群集を活用して大規模データに基づいた解析とか、通常の野外実験では取り組むことが難しいテーマにチャレンジしているんだなあ。

午後は[S08]“空中庭園”はいかに形作られるのか~アジアでの着生植物研究のこれまでとこれから~に参加。確かに以前と比べれば、林冠にアクセスする手段は増えているけど、まだまだお手軽にとまでは言えなさそう。環境DNAとかで着生植物相をきちんと把握できると大きな進展はありそう。まあ、わたしも高いところが好きなので自分で登りたい気はする。

夕方は「W10」と「W11」で迷ったけど、おとなしく散布がらみの「W10」に参加。海鳥の付着散布の研究も継続されている様子。残念ながら島絡みの共同研究がなかなか採択されないので、今のところ島で調査していないけど、そのうち舳倉島とかに行きたいところ。

終了はバス停に向かったらちょうどバスが来たので、横浜駅へ移動。昨夜はちょっと贅沢したので、今夜は駅近くのタイ料理を食べる。夜はおとなしく原稿の修正作業。ちょっと進んだ。

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ESJ71三日目 [学会]

朝から横浜へ移動。最寄り駅まで家族に送ってもらい金沢駅へ移動。今回はパック旅行で事前にチケットが自宅に送付されていたからよかったけど、IRになって最寄り駅でJRチケットが発券されなくなったのが面倒。まあ、あんまり電車に乗ることはないんだけど。予定通りの時間で横浜に到着。まずは横浜まで移動して、ホテルに荷物を預けてしまう。何年か前に熱帯生態学会に参加した時と同じホテルにしたので、土地勘がある程度あるのは安心。でも最初はホテルに行く道を間違えてしまった。

開始時間には早いけど、とりあえず総会会場まで移動することにする。総会会場の最寄り駅で早めの昼食を済ませて、会場へ。まだ受賞者が試写をしているところだったけど、知り合いの受賞者にご挨拶と本の執筆のお礼を伝えておく。最初の総会はさすがにほとんど人がいなかったけど、総会後はかなり人が集まってきて、広い会場がすかすかという感じではなくなった。

生態学会賞、宮地賞、鈴木賞と続き、どの発表も大変面白かった。種子散布関係の研究はもちろん、他の分野でも最新技術を駆使しながらも自然史情報の重要性を指摘していた人がちらほらいた点が印象に残った。発表中に紹介された論文とか見て、この論文書いた人かと認識した人が二人いた。新しい自然史関係の賞についても本来はもっと早くから生態学会が自然史情報の充実に貢献した人を評価する仕組みがあってもよかったのかもしれない。ただ、途中から目がしょぼしょぼ。花粉対策で朝投薬してきたけど、今日は寝る前にも飲んでおいたほうがよさそう。春から異動するめでたい話も聞いた。

夕食はホテルの近くの飲み屋でちょっと贅沢。ホウボウのお刺身、カキフライ、川エビから揚げなどをいただく。夜は昨年末が締め切りだった宿題に取り組む。
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ESJ71二日目 [学会]

今日は朝一のセッションで口頭発表。朝食後に大学へ移動して、研究室でオンライン参加の準備。昨日は口頭発表の音声ファイルの再生時にトラブルがあったけど、今日は大丈夫そう。最初は種子散布がらみの発表が3件、そのあとは昆虫とかに絡んだ内容。わたしは2022年のノブドウのデータで口頭発表。音声ファイルをアップロードしてあると安心だけど、その日の発表内容を踏まえたアドリブができないところはライブ感がない。音声ファイルがちょうど12分くらいだったので、二人の質問に答えたら終了。インターバル撮影については、他にも質問が出る可能性がありそうだったので、オンラインサイトにも情報を載せておく。

ノブドウの果実の着色パターンとして当たり前だと思っていたことを話してこんなに質問が多いのは不思議な気がするけど、楽しんでいただけたようで何より。まあ、普通はノブドウを見かけても、いちいちつぶしてみたり、味見をしてみたりしないのかもしれない。あと、大学内のノブドウにはタマバエのゴールが形成されないので、その点を考慮する必要がなかった点はわかりやすかったのかもしれない。発表では2022年のデータを紹介しましたが、2023年も同じ個体で同様の着色パターンが生じることは確認したので、この時期のノブドウは一定の順番で着色するのは間違いなさそう。ただ、別の着色パターンの可能性がありそうなので、2024年に追加調査をする予定。開花からきちんと追跡してみようと思います。

午後は自宅に戻って、明日からの出張の準備と教科書原稿の修正。10月中旬に戻ってきていたけど、まとまった時間が取れていなかったので、放置していたものにようやく対応。たくさんのコメントや削除方針に従うと原稿が半分くらいの文字数になってしまった。ただ、まだまだわかりにくいところや、修正が必要なところが残っている。群集生態学分野の最新情報も取り込んだほうが良いかと思ってフィルターモデルとかコラムに入れてみたものの、その情報は不要だった様子。ただ、仮想的な生物を事例として挙げた内容については、具体例に帰るとなると本当にそんなことがあるのかを確認する必要があるので、ちょっと文献調査をしてみないといけない。せっかく群集生態学の分厚い訳本を購入してあるので、探してみよう。
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ESJ71初日 [学会]

今日から生態学会が開始。今日は自分の発表はないけど、明日のオンライン発表に備えて、口頭発表セッションを聴講する。ただ、最初は動画ファイルを再生すると画面に見えないところが出るトラブル。スライドの肝心の部分が見なかったりするのは、ちょっと残念だけど、いくら事前に確認しても本番になるといろいろトラブルがあるのは仕方がない。発表順序が入れ替わるトラブルもあったけど、途中からうまくいくようになった様子。

午後は種子散布とか自動撮影カメラを使った研究のポスターを見て回る。気になったところはいくつかコメントつけていく。オンライン形式だとポスターは4枚くらいで提示してあるとわかりやすいものが多い。印刷用に設定してあるやつもきちんと見えるけど、パッと見るには別々のスライドで流したほうがわかりやすいかな。
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