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雨の中で自動撮影カメラを設置した [日常]

今日から後期の実習がスタート。わたしは2回分を担当するだけなので、拘束時間は長くはないけど、実習のデータ整理にそこそこ時間をとられるプログラム。午前中は配布資料の確認と天気の確認。午後は雨らしいけど、1時間くらいは曇りでもちそうなので、その間にカメラを設定することができればよいか。ただ、例年、カメラの設置後にやっているフォックスハンティングをやることは時間的に難しそう。

自動撮影カメラの歴史的な背景と最近の使われ方などを紹介。その後はバスで林業試験場に移動して、前期に調査した場所にカメラを設置する。でも今年の学年、前期に生態学実験実習を受講していない人が数名いるのか。曇り空の中、大学からバスで林業試験場へ移動。大学は雨が降っていなくても林業試験場では雨が降っていることがあるので心配したけど、こちらもぎりぎりもちそう。調査地に移動する途中でヤマナシの落果があったので、匂いをかいでもらう。なたで切り取ってみたけど、結構甘い香りがしていたので、おいしそう。雨が上がりだったこともあり、普通のナメクジがウロウロしていたけど、ヤマコウラナメクジは見かけず。まだ気温が高すぎるか。あとヤマアカガエルを何度か見かけた。

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ハンノキ林に5人、スギ林に6人がカメラを設置したので、バランス的には悪くない。あとは設置位置ときちんとカメラの動作確認をしているかどうかが問題。わたしが確認した5台はしっかり稼働していたけど、スギ林の方は大丈夫かな?その間にHさんがフォックスハンティングの準備をしていたのだけど、雨が降ってきたのでそちらの調査は中止。今年の実習はあまり天気に恵まれていないけど、こればっかりは仕方がない。

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PCの引っ越しをした [日常]

朝は林業試験場の自動撮影カメラの確認に出かける。もう少し天気が持つと思っていたのだけど、小雨がぱらつく中を歩く。上旬にツキノワグマがウロウロしていた様子。あとはオニグルミをくわえたリスが何度も撮影されていた。ニホンジカも雄雌共に撮影されているなあ。ここ数年で増加傾向にある気がするけど、その辺は今年の卒論データの解析に含まれているので、何か傾向が見えるだろう。

大学への帰り道、運転中に歩道の植栽の下にバレーボールのようなものが見える。1個ではなく複数だったので、オニフスベかもと思って戻ってみたらそうだった。これはなかなか立派。すでに一つ破壊されていたけど、一番大きなものはきれいな状態だったので写真撮影しておく。破壊されたものも含めて6個出現していた。こんなところにぼこぼこ生えてくるものなのか。

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研究室に戻ってからは、デスクワークの準備。先々週は大学から配布されているPCの更新時期だったけど、今年は鳥学会の対応でほとんど時間が取れず、今日にいたる。26日には古いPCを提出しないといけないので、さすがに朝から引っ越し作業に取り組む。ただ、配布PCはハードの容量も少ないし、解析するにも不便なので、普段のメインPCは別にある。学内関係のメールと一部の書類の引っ越し作業くらい。ただ、学内ネットワークでアクセスしているサイトの情報なども必要なので、その辺も忘れずにコピーしておく。前回はメーラーの引っ越しでちょっとトラブったけど、今回はすんなりと引っ越しできそう。

新しく配布されたPCはOSがWindows11なので、こちらに使い慣れるまでに時間がかかりそう。このPCはメールと会計システムにアクセス用と用途を限定しておけば、5年後の引っ越しも楽だろう。ただ、今回は同時に更新されるプリンタをいらないと答えていたのを忘れていて、学生部屋にプリンタがない状態になってしまった。先週末に気が付いたけど、注文してなかったので朝一にアスクル経由で注文しておく。明日には届くので、プリンタ用の固定IPの申請と学生部屋のPCへプリンタドライバーのインストール作業が必要になる。菊澤さんの置き土産のカラープリンターDocuPrintC1100もそろそろ寿命なので、こちらも買い替えることを検討したほうが良さそう。ただ、カラーレーザーはランニングコストが高いので、どの機種を購入するか悩ましいところ。

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ミズアオイが咲いていた [日常]

ようやく野外調査できるくらいの気温になってきたので、今日は8月にキャンセルした手取川調査の一環で植物調査。まずは手取川ではないけど、手取川水系で数少ないミズアオイの生息場所を訪問して、個体数チェック。ここ10年くらいは観察しているけど、比較的狭い水路の中で毎年、一定数の開花が見られている。ただ、今年は例年よりも生育が良いのか、水路を埋め尽くさんばかりの個体数になっている。いつもこんなにたくさんいたっけか。

2人で計数してみると花序数が数百はある。もともとは30年位前にたまたま発見された場所で、石川県内のミズアオイの生育地としては比較的古くから知られている場所の一つ。最近は木場潟などでも増えているので、それほど珍しいわけではないけど、白山市内だと確実に見られるのはここくらいではないだろうか。

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その後は手取川の河口を訪問してみたけど、去年の大雨の影響やその後の工事でかなり植生が改変されているのではないだろうか?いくつか漂着していた水草を拾ってみると、オオカナダモ、コカナダモ、ヒルムシロ、ホザキノフサモなどが多く見られた。結局、この周辺の植生をしばらく歩いてみて、生えているならここだろうというポイントでは、探していたものを見つけることはできなかった。まあ、来月になればもう少し目立つかもしれないので、もう一度は探しに来てみよう。

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その後は上流に向かって移動しながら、ミソハギとか、シロネとかに交じって、水路のミクリなどを観察。途中、地元のアセス会社のメンバーがドローンを飛ばしていた。テスト飛行だったのか、植生調査をしていたのかわからないけど、このくらいの風でも飛ばせるらしい。ただ、こちらでも探していた植物は見つからず、植生を見る限りは生えているような感じではないので、遷移が進んでしまって陸地化したのかもしれない。一応、川のほうからもアクセスできないか歩いてみたところ、探していた植物を発見。今までの記録とは別の場所なので、新しく定着したのかもしれない。ちょうど開花中だったけど、風が強くてよい写真にならなかったので、また写真撮影にこよう。

この辺は昼食を食べる場所が少ないので、最寄りのコンビニで昼食を購入。午後は7月に探したけど確認できなかったカワラサイコを探しに出かける。河川敷の堤防沿いはクズ畑だったところがきれいに草刈りされているところが多く、これは期待できないかもと思っていたら、きちんと残されていた。なるほど完全に草藪の中で見えていなかったのか。ただ、すでに花の時期は終わっており、古い果実が残っていただけだった。ポイントは確認したので、来年の夏に確認することにしよう。とりあえず石川県内の3つの○○サイコは見ることができた。

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