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今年も実家で餅つき [日常]

5時ごろに目が覚めたので、PCを立ち上げて、昨夜、学生から送られてきていたデータを確認。例年よりも進行が遅めなので、いろいろと準備しておく必要がありそう。学生用のPCの解析環境を整えてはあるけど、RStudioとか講義では使っていないようなので、まだ使い慣れていない様子。調査日毎のデータは一定間隔なら、そのまま棒グラフを並べてもよいけど、調査間隔が1~10日でばらついているし、果実色のフェノロジーだから日付間隔で並べられるパターンを提案しておく。今回の卒論では使わないだろうけど、訪問時刻のパターンも可視化しておく。基本、日没に対応していて、2種とも同じパターン。ただ、同時に撮影されていることもあるので、一緒に動いている可能性もある。

例年通り、今日は実家で餅つき。例年は5時起きで火おこししているけど、今年はガスを利用するのでのんびりと移動。ただ、来年用にいろいろと作業メモを残しておくことにする。もち米は30キロ購入していて、餅つき機に投入するのは15回分。薪でお湯を沸かしているときと比べると、ガスは火力が弱く、蒸し時間がかかる。最初の数回は蒸し方が足りなかったせいか、かために仕上がってしまった。水蒸気がせいろの一番上からガンガンあがるくらいまで蒸す必要がある。餅つき機の羽根は時々、きれいにしておかないと途中で外れて、回転がストップするなどなど。

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途中、染め物に必要だからとタンナサワフタギの枯れ枝を燃やす仕事。ただ、アルミニウムが重要らしい。ブロックで囲んで燃やそうとしたけど、枝だけでは無理そう。藁を追加して、どうにか燃やすことはできた。

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例年よりも時間はかかったけど、片付けにかかる時間は短くなるようす。焚火は焚火でいいんだけど、来年からもガスかな。
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実験室を片付けた [日常]

今日は研究室のゼミの最終日。今年は自分の研究室で卒論が3つと修論が1つ、その他に副査になっている修論が3つあるので、結構忙しい。まずは研究室の学生たちの進歩状況の確認。ただ、この週末の大雪で、いろいろと進んでいないところもある様子。現状は把握できたので、年末年始以降のスケジュールを確認して、昼食へ。図表を完成させないと、全体の構成が組めないので、メインの結果を中心に仕上げましょう。

午後は実験室の掃除。コロナ前は恒例イベントだったけど、ここ数年は個別にやっていた程度。いろいろと廃棄したほうが良いものとか、数年前の卒論サンプルとか、不要なものを選別。実験室の片隅に放置されていたレーザープリンターをようやく共用PCに接続することができた。A3でカラー印刷することはあまりないけど、ポスターとか小さく印刷して掲示するには便利かもしれない。今年は植物標本をたくさん作製したので、新聞も大量に保管していたけど、不要なものは倉庫へ移動。段ボールも大量にたまっていたので、ほとんど移動。50年近く前の植物標本が発掘されたけど、これきちんと整理しておくかな。

学生たちが本棚を整理してくれたので、いただいたアニマを並べることができそう。本棚に並べていた過去に投稿した論文の修正履歴ファイルもまとめておく。赤ペンで手書きコメントが付いた原稿を見た学生が驚く。筆記体のコメントを解読するのに難儀した覚えがある。20年前は論文を印刷して、郵送してやり取りしていたから、論文を投稿してから、受理されるまでに時間がかかったんだよ。わたしも初期の数本は印刷物を送付したやり取りで、その後は電子投稿。まだ残っているものもあるけど、ずいぶんと片付いたので、次の仕事の準備に取り掛かれそう。
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キウイとミカンを収穫 [日常]

今日は朝から天気が良く、晴れている。先週は週末にほとんど家仕事ができなかったので、今日は畑のキウイフルーツを回収してしまう。去年も12月11日に回収していたので、ほぼ同じ日程。写真を見ると去年はまだピーマンを除去していなかった。今年はそれほど結実していないので、残さず採集してしまう。ヒヨドリにわざわざ残しておかなくてもよいだろう。11月に暖かったせいか、畑のブロッコリーはよくできている。キャベツはモンシロチョウの幼虫だらけで、一つはかなり食べられてしまった。こちらもよく成長している。

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その後は移動して、別の畑のキウイフルーツを採集する。こちらはサイズが小さいので、大きなものだけ選んで採集。こちらのミカンは今年の結実なし。去年、たくさん実ったからだろうか。カリンも落ちていたので2個だけ拾って持ち帰る。続いて実家に移動して、今度は庭のミカンを採集。今年は数が少ない分、立派なサイズが多い。脚立を使って、普段、届かないところの果実も採集する。結構、ヒヨドリに食べられていて、裏側は空っぽという果実がいくつかある。根元のオモトやヤブランは果実が実っているので、またカメラをおいておこう。

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アカマツ林とコナラ林の自動撮影カメラを確認した [日常]

先月、自動撮影カメラを設置したアカマツ林とコナラ林へ出かける。来週は雪が降る可能性が出てきたので、確実に移動できる時期に一度確認。本当は設置後、2週間くらいで確認に出かけるつもりだったけど、あっという間に1か月過ぎてしまった。カメラの性能的には1か月間放置でも問題ない。先月、訪問した時には、伐採作業中の人たちがいたのだけど、今日は作業日ではなく、静かな調査地。

コナラはすっかり落葉して、林内はかなり明るくなっていた。比較的狭い範囲に5台設置してあり、一番遠いといっても駐車地点から徒歩数分で到達できる場所から順番に確認。11月中は比較的天気が良かったので、誤作動が多いかと思って確認したんだけど、一枚も撮影されていない?おかしい。電源は間違いなく入れてあったんだけど?Normal感度で一か月間、全く動きがないとは思えないので、何か設定ミスっていたのか?交換用に持ってきたカメラの設定を変更して、静止画と動画撮影を組み合わせて、撮影インターバルの時間も少し変更してみる。自分がカメラのセンサー範囲を動いてみて、撮影されるのを確認して、電源を入れておく。動いているけどどういうこと?

他の4台のカメラも全く同じで、電源は入っていたけど、なぜか動作していない。1か月無駄にしてしまったけど、電源の入れ忘れとかではなく、動作していないのが不明。ただ、交換用に持ってきたカメラはテストしてみると記録されているので何が問題なのかわからない。一度持ち帰って、実験室内で動作確認してみよう。これをさぼったのがいけなかったか。

ここの調査地は、角間とか林業試験場とはまた違った植物が生えている点が面白い。来年の春以降もしばらく通うことになりそうだけど、ちょっとだけ距離が遠いのがなあ。12月中に確認する際には、何か撮影されているとよいのだけど。雪で通行できなくなるまでは、通う予定。味噌パックをカバーにしないといけないな。
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角間の自動撮影カメラを確認した [日常]

微妙な天気だったけど、角間の自動撮影カメラ確認にでかける。3年生を連れて歩いたのが2週間前なので、前回交換しなかったカメラ分を交換用にもっていく。今年から果実食の調査用に焦点距離を改造したAcorn6210の他に小型のAcornMini30も使っている。こちらは改造なしに1mくらいの距離で撮影できるのと小型(13 x 8 x 5cm)なので、ザックに10台とか詰めても大した量にならない。バッテリーも単三4本で、Acorn6210の半分で、重量もかなり軽くなる。冬の果実は長期間運用が前提なので、バッテリーが切れないか心配だった。今のところ撮影条件にもよるけど、1か月程度なら運用できそうなので、月2回の頻度で確認に来る分には問題なさそう。

ただ、画角がかなり広いので、狙っている果実以外の場所を通過していると思われるネズミなどが結構撮影されている。しばらくはそのまま運用してみるけど、あまりに余計な映像が多くなるようなら、センサー部分を狭くしたほうがよさそう。ただ、外部モニタ―接続しないと映像確認できないのはちょっと面倒。その場で確認したいこともあるし。

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林冠のコナラやアベマキはすっかり落葉して、林床はかなり明るくなっていた。今年はここのオモトも結実しているので、カメラをおいてみているけど、アカネズミが通過している映像ばかりが撮影されている。そもそも果実サイズがかなり大きいので、ヒヨドリやシロハラくらいでないと食べられないので、2年前は全く食べられずにその場に果実が落ちていた。カメラを確認してみると、角間でも11月中旬にヒサカキをシロハラが食べているところが撮影されていた。林業試験場でも11月上旬から中旬にマミチャジナイやシロハラが撮影されていたので、その時期に渡っていった個体が多いのだろう。

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今日の午後は3年生に室内作業を体験してもらうので、その材料としてノブドウ果実を採集。熟してアイボリーっぽい色合いになっている。11月に卒論用に採集した個体はほとんど落葉して、果実も落ちているものが多かった。キゴ山の個体も確認したけど、道端の個体は道路の環境整備で掃除されていた。ノブドウは、あまり真面目に観察したことはなかったけど、秋に食べられなかった果実は冬になるとどんどん落ちている様子。落ちていた果実は、茶色くなってきていたので、傷んでいる様子。これは寒くなるとだめになるのか?それとも落ちたときに傷がついたんだろうか?

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生態学会の中部地区会に参加した [日常]

今日は富山大学で開催される生態学会の中部地区会に参加。朝から良い天気なので、雨の心配をする必要はなさそう。新幹線の自由席もガラガラ。中部地区会だとかなり分野の異なる発表を聞くことになるので車中は大会プログラムを見て予習しておく。富山駅到着後、帰りに購入予定のお土産の場所を確認して、市電で大学前まで移動。立山方面とか、雪景色でとてもきれい。終点の富山大学前で降りて、キャンパス入口のコンビニで昼食を購入。入り口に立て看板も設置してある。

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会場入り口で体温測定と出欠確認後、会場で昼食。最初は総会で、去年の活動報告や今年の予算など。基本、地区会の繰越金は減らす方向でよいので、毎年の配分を少しずつオーバーするような使い方でよいんじゃなかろうか。その後は2会場に分かれて計19件の口頭発表。ところが富山大学のスタッフの方から、発表予定のうちの学生が来ていないけどどうなっているのか問い合わせ。どうも富山駅で市鉄を乗り間違えたらしい。ぎりぎり発表時間には間に合いそうなので、よかった。

途中、休憩をはさんで9件の発表を聞いたけど、オンサイトで口頭発表とか聞くのはコロナ以来なので、久しぶり。前の方に座っていたのでよくわからなかったけど、発表者の他には会場への参加者はそれほど多くはなかったようすで、アルバイトを除くとうちの研究室の学生が一番多かったかも。隣の会場も同じくらいの人数だったか。各会場1名ずつ優秀発表を表彰する予定だったけど、上位2つの差がほとんどなかったので、結局、上位2名をそのまま表彰。学部生の卒業研究から学位取得が近い発表まで、さまざまなテーマが扱われているのは、地区会ならでは。初めて学会参加した3年生にも刺激になったようなのでなにより。

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