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春の山菜サンプリング初日 [研究]

朝は副指導教員を引き受けている他学科の院生の経過報告と今年度の予定について話を聞く。卒業研究の内容はまだ投稿できていないようだけど、それでもM1での研究内容はある程度まとめている様子。M2もかなりてんこ盛りな内容。予定している飼育実験がうまくいけば、問題なさそうだけど生き物相手なので、その点だけが少し心配ではある。

その後はサンプリング調査の待ち合わせ地点である道の駅瀬女へ移動。途中、鶴来のスーパーで昼食と夕食用のドジョウのから揚げを購入。お刺身もおいしそうだったけど、今日はまだ時間がかかるのでやめておく。予定よりもかなり早い時間に瀬女に到着したので、早めの昼食を食べながらツバメの観察。ワラビ、ウド、コシアブラなどが売られていたけど、30分ほどでワラビ以外は完売していた。山菜って、こんなに売れるのか。その後、調査チームと合流して、昼食を食べながら打ち合わせ。学生たちが日本酒を飲みたいとのことなので、萬歳楽白山純米大吟醸の4合瓶を購入。よく利用する場所だけど、ここでもこんなお酒が売っているのね。

まずは中宮展示館方面へ移動。まだ開通前なので、事前に連絡しておいてゲートを空けてもらう。2015年のGWに来た時は、この辺は雪で覆われていたけど、今年はほとんど雪がない。今日は6名でサンプリング。まずはコゴミ、リョウブなど。果実をあつめた秋や冬芽や樹皮をあつめた冬の調査と違って、今回は対象種が見つかれば、だいたいその場で必要量をあつめることができる点はらくちん。中宮展示館の裏山を歩いたけど、カタクリはほぼ花が終わって、ニリンソウが咲きだしていた。ワサビ、オヤマボクチ、オオバギボウシ、ハクサンアザミ、シシウド、オオヨモギ、オオナルコユリなどが葉を広げはじめていた。途中、新しいクマ糞と思われるものも見られた。山菜食べたのか、緑色が強い糞だった。サンショウクイやウグイスの鳴き声が良く響き、好天にも恵まれて暑いくらいだった。このオオバギボウシはクマが食べたんだろうか?

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中宮温泉野営場なども歩いてみたけど、サンプリングが必要なものは見つからなかったので、その後はブナオ山観察舎へ移動。午前中はツキノワグマがよく出ているらしいけど、おなか一杯になると休んでしまうので、あまり姿が見えない様子。いたるところ黄色なのはヤマブキが咲いているらしい。しばらく観察していると上の方に黒い塊が動いていたので、確認するとクマだった。双眼鏡でも小さくしか見えないけど、Coolpix P1000の最大望遠で撮影したら、一応、ツキノワグマとわかるくらいの写真にはなった。

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その後は宿泊先のロッジに移動して、夕食前に温泉で汗を流す。木曜日は休みの温泉が多いんだよね。ここに薬局も併設されていたのは知らなかった。スキー場はすでに閉鎖されているけど、そこに併設されていたロッジが宿泊先。1棟が1泊24000円か。2研究室くらいで宿泊合宿とかするとよいかもしれない。

その後はひたすらサンプル処理と夕食の準備。たくさんの山菜の天ぷらをおいしくいただいた。明日は自然保護センターに集合して、再びサンプリング。
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