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BJS2011六日目 [日常]

早朝バードウオッチングはロッジ周辺を1時間ほど散策する軽めのコース。

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帰りに自動撮影カメラをチェック。一台はすぐに見つかったけど、もう一台をどこにかけたか勘違いして、探すのに時間がかかってしまった。ざっとデジカメを確認してみるとマメジカとネズミが撮影されていた。空振りではなかったので良かったかな。

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大きなサソリ

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カンラン科の果実

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クリイロリーフモンキーが食べていた

朝食後、サプライズケーキで誕生日だった参加者の一人をお祝い。さすがに気恥かしそう。本当は昨日の夕食後に行うはずだったけど、雨の影響でケーキが今朝になって届いたらしい。まあ、いい思い出にはなったのではないでしょうか?

午前中は発表会。今年の34名が取り上げた生き物は、霊長類6種13件(オランウータン、クリイロリーフモンキー、ニシメガネザル、ブタオザル、カニクイザル、ミューラーテナガザル)、鳥類1種5件(ツノサイチョウ)、リス1件(ミケリス)、昆虫など6件(タマヤスデ、モーレンカンプオオカブトムシ、バッタ)、カエル1件(いろいろ)、ヒル5件、シロアリ1件、樹木3件。去年と大きく違うのは、フタバガキを選んだ子供が少ない点。羽根がついた種子が落ちていないのだから仕方がない。サイチョウが多かったのは私の影響もあるのかも?

午前中に発表会、その後の修了式も終えて、午後はラハダツへ移動。途中、橋が流されたところは迂回路が作られており、川の中をざぶざぶと4WDで移動したので子どもたちは楽しかったようす。川の中といってもこのくらいならかわいいものですな。その後、途中から激しい雨になったので、休憩なしでラハダツまで移動。来る時に立ち寄った果物屋さんは今回もハズレで変わった果物は見かけなかった。

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川を渡る

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ラハダツの空港でジャングルスクールOGのNさんにお会いする。修士課程の研究内容について具体的な話を聞く。今の調査地では種間比較は難しそうなので、博士課程では調査地を変更することも検討しているらしい。ニッチ分割なんて難しいテーマを熱帯雨林の哺乳類を対象に行うのは難しいのではないかなあ。その間に子供たちは、マレーシアの中高生たちとお別れ。

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ラハダツからのフライトは、乗客に日本人が多いせいか、マレーシア国内線なのに機長は日本人。当然、アナウンスに日本語も入ったので、説明する手間が省けてよかった。雲の中に突っ込む形のフライトになったので、かなり気流の悪い時間帯があったけど、酔った乗客は見られず。

ホテルの夕食は鍋料理。結局、今回もスープと具を入れて過ぎて、辛いスープと鳥ガラスープが混じってしまった。唐辛子を食べて激痛に襲われている子供が何名かいたけど、見たことのないものはもう少し慎重に選んだらどうかな。

明日はサバ大学の収蔵庫、水族館の見学と沖合の島での環境体験学習。

BJS2011五日目 [日常]

朝から宿舎の近くでツノサイチョウが鳴いている。3羽飛んでいったらしい。6時半から早朝トレッキングで、キャノピーウオークへ。集合中にボルネオコビトリスが駆け抜けていった。去年はこの時間帯にムジサイチョウの群れなどを見かけたけど、今年はハズレ。夜中に激しい雨が降り、何度か目が覚めたのだけど、2時間ほど激しく降り続いたらしい。途中の橋が落ちてしまって、フィールドセンターは孤立しているらしい。一日遅かったら、移動できなかったということですな。

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早朝トレッキング

キャノピーウオークに到着するころには霧も晴れて、森を見渡せるようになっていた。私のグループは2番目に渡ったけど、途中であまり面白いものは見かけなかった。資料としてキャノピーウオークの写真をいろいろな構図で撮影しておく。谷間を何かが飛ばないかと思ったけど、残念ながら目立った動物は見られず。着生植物などもこの辺、あまり面白いものが見当たらない。

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キャノピーウォーク

朝食後は近くの観察ポイントまで山登り。と言っても往復3km程度しかないので、大した距離ではない。去年は雨の中だったけど、今年は良い天気。つり橋の上でジャコウネコの仲間の糞を見つけたけど、手ぶれしてしまっていた。ノボリの途中でクリイロリーフモンキーを見かけた程度だけど、林床はフタバガキ科の実生がたくさん生えていた。去年散布された種子からの生き残りだろう。

今年は展望台から下のロッジを十分に眺めることができた。棺桶が設置してある崖にはモリオサシコウモリが何頭か寝ていた。その後の帰り道、近くで鳴いているなと思ったらムジサイチョウの姿を確認。姿を見たのは2羽だけだったけど、鳴き声からするに5羽はいたと思う。私の班が先行して山を下ったのだけど、他の班ではテナガザルを見られた子供たちもいたらしい。

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展望台からの眺め

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帰り際に立ち寄った水場では、レインフォレストロッジのプロモーション用の写真撮影が行われていた。こんなところまでやってきてワインや机を運んで滝を見ながらランチを楽しむような客がどのくらいいるのだろうか不思議で仕方がないのだけど、要望があるからプロモーションに使うのだろうな。見ずに足を入れていると魚が近寄ってきて皮膚をつんつんするらしい。今年も水が少なかったので、飛び込みは1回きりで終了。体が冷えないうちにロッジに戻りちょっと遅い昼食。

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プロモーションの撮影

昼食後は激しい雨。校長先生の講義の後は、これまでの体験をまとめる時間のはずだったけど、近くでオランウータンが出たとの情報が入り、すぐにみんなで移動。森の中や宿舎の近くをうろうろ90分ほど粘って、ようやくみんなで観察することができた。今夜はこの辺でベッドを作って寝るらしい。予定外にオランウータンの観察をしたために明日の発表会で使う資料を作成する時間が無くなってしまったので、夜のナイトウオーク後に別途時間を設ける。それでも終わらない子供たちは、部屋に持ち帰って作業を続けたらしい。

今夜はとてもきれいな星空が広がり、たくさんの星が輝く中を歩く。わたしのグループはカエルが見たいとの要望があり、カエルに詳しいスタッフがいろいろなところを案内してくれた。鳴き声を頼りにしっかりと捕まえてくるのでなかなかの腕前。わたしはライトを照らしながら、木の幹にへばりついたヒヨケザルを発見。その後、電燈に集まる昆虫を狙うフクロウの仲間を観察して、ロッジに戻る。今日のナイトドライブはいまいちな収穫だったらしい。

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何ともけばけばしい色合い

その後、激しい雨で、遅い時間帯のナイトドライブに参加していた観光客はずぶぬれで帰ってきていた。

明日はもう森を離れてしまう。

BJS2011四日目 [日常]

今朝も朝からツノサイチョウとオナガサイチョウの鳴き声が聞こえてくる。今朝は6時20分にスタート。道端のFagraeaで何故かオオミツバチを発見。どこかに営巣しているのだろうか?頻繁に上空を飛んでいくのはミカドバト。去年はこんなに飛んでいくのを見かけたかな?

午前中はつり橋を渡った先にある森林調査区周辺のトレイルの散策。去年はこここでチビアシナガバチに痛い目にあったので、あまりよい印象がないんだよな。個人的にはもっと距離を歩いて奥の方まで行きたいのだけど、1.5kmほどをトレイル散策して終了。もう少し静かに歩くといろいろな森の音を楽しむことができるのだけど、その辺がしっかり伝わっていない感じがする。

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つり橋からの眺め

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林床のショウガの花

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フタバガキ科の実生は多かった

トレイル散策後、宿舎に戻る途中で話しこんでいると地面に大きな黒い影が映る。上を見るとシワコブサイチョウが4羽飛んで行くところだった。もっと早くに気がつけばじっくりと観察できたのに…。その後、しばらくして今度はツノサイチョウが3羽同じように飛んでいった。ペアと昨年の子供だろうか?去年はオスばかり見かけたけど、今年はペアで飛んでいることが多い気がする。

午後の移動に備えて荷造りを終えてから昼食へ。昼食の待ち時間の間に食堂近くから見えるイチジクの周辺にテナガザルの家族を発見。テナガザルは歌わないときはなかなか気がつかない。一部の子供たちはテナガザルのブラキエーションを観察できた様子。その後、イチジクの近くのDilleniaで何か動いたように見えたので、双眼鏡で確認すると特徴のある黒く長い尻尾がぶら下がっていた。クリームオオリスRatufa affinisだ。Dilleniaのつぼみを齧っているらしい。安間さんによるとこの辺ではあまり見かけないらしく、ちょっと驚いていた。

昼食後にボルネオレインフォレストロッジへ移動。途中はあまり面白いものは観察できなかった。今年はメインロッジから比較的近いところの部屋なので移動が簡単。夕方に宿舎の周辺でトレッキング。こちらの森も去年とは随分と違うなあ。ほとんど果実が見当たらない。途中でクリイロリーフモンキーを見かけた程度。その後、夕食までの時間で昨年と同じ場所に自動撮影カメラをかけてみる。近くにカンラン科の果実が落ちていたので、一カ所はそちらにして、もう一カ所はけもの道らしいところに設置。今年は何か撮影されるとよいのだけど。

夜はナイトドライブが予定されていたけど、夕食中にかなり激しい雨。多少、小雨になったので、そのまま決行。雨が降る中、タイガーシベット、パームシベットなどを見ることはできた。タイガーシベットは結構珍しいと思う。かなり濡れた状態でロッジに戻ると近くでニシメガネザルが見つかったとの連絡。お土産屋さんにいた子供たちを集めて、早速、見に出かけた。ちょっと観察ポイントから離れていたこともあり、子供にはインパクトがなかったかもしれない。まあ、小さい生き物だからなあ。スローロリスは見たことがあるけど、メガネザルは初めてだったのでかなり感動。

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今夜の夕食

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ちょっと幻想的

BJS2011三日目 [日常]

5時頃から近くで目覚ましの音が繰り返しなる。15分感覚でなるので、結構うるさい。5時以降にツノサイチョウの鳴き声が何度か聞こえたが、テナガザルの鳴き声は全く聞こえず。6時半に集合予定で、意外と早く集まったと思ったら忘れ物が多くて、ちょっと遅れて早朝バードウオッチングをスタート。

去年と同じコースで宿舎の東側の道を回り込みながら、ゆっくりと歩く。道ばたの植物は咲いているものも多く、Fagraea、Dillenia、Melastoma、Pterospermumなど去年も開花・結実していた樹木がみられた。川沿いでギョボクの仲間の果実が見えたけど、去年たくさん見かけたCanariumの巨大な果実は見えず。フタバガキの果実は全くなし。去年と同じところを歩いてもかなり違う森にきた感じがする。

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Fagraeaの花

午前中は研究棟の西側の観察塔周辺を歩く。去年もこの辺は歩いたし、林床ではランの仲間がたくさん咲いていた。参加者の子供たちがあまり探す気が感じられないのでちょっと物足りない。今年も観察台は順番待ちで登る機会はありませんでした。ハンモックで寝転がっているつもりが、枯れ木だったらしく、根本から折れてしまったのが失敗。途中、オナガサイチョウとムジサイチョウの鳴き声は聞こえたけど姿は見えず。

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定番のタイガーリーチ

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同じく定番のタマヤスデの仲間

その後は展示施設の見学。ざっと見て去年と同じだったので、周辺で生き物探し。リュウキュウツバメが営巣していたところをよく見ると黒い物体が。コウモリですな。安間さんが上手に補虫網を使って捕獲。一度、下に落ちるようにしないと飛べないので、比較的簡単に捕まえることができた。結構珍しいコウモリらしい。展示施設の周辺で巨大なゴキブリを発見。これはでかい。森の中で暮らしているのだろうけど、夜に宿舎の中で見かけるとびっくりするな。

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すでに血みどろの人も

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こちらは実験中

昼食後は川の支流で水辺の生き物の観察会。といっても何も説明せずに川遊びといった感じなので、教育プログラムとしてはいまいち。息抜き的要素があるとはいえ、熱帯の河川生態系の話をしてから取り組むべき活動だろうな。あと水生昆虫なんて捕まえても同定できるスタッフがいないのだから、事前にもっと準備しておく必要がある。なぜか途中でスイロクのメスが現れて、写真撮影大会になる。

1時間ほどの川遊び後は、班ごとにそれらの成果物をまとめる作業。この辺もどのくらいの同定精度を求めるのか、何に着目して発表するのかで班ごとの特性が出て面白い。採集した全ての生物を分類群ごとにまとめる班、生活環境に着目した班、生き物の大きさに着目した班など、それぞれに個性のあるまとめ方。ただ、まだマレーシアと日本の子供でうまく意思疎通ができていない感じがする。この辺は私たちスタッフがもう少しサポートしないといけないのだろう。宿舎に戻る途中でクリイロリーフモンキーを観察。去年よりじっくりと見ることができた。夕方にキタカササギサイチョウが一羽飛んでいった。

夜はナイトウオーキング。今回は強力なサーチライトと緑のレーザーポインターを持ってきたので、夜間対策は万全。サーチライトのおかげで樹上のパームシベットを発見することができた。ちょっとプロとしての仕事ができた気がする。宿舎に戻ってくるとライトトラップにいろいろな昆虫が来ていた。モーレンカンプオオカブトはメスしかいなかったけど、別の場所でオスを発見して両方を並べて撮影。他にはコフキコガネの仲間やたくさんのガが訪れていた。

今日も早めに10時ごろに就寝。

BJS2011二日目 [日常]

朝食前にホテルの裏山に登り、ちょっと鳥を見る。かなり急な階段で途中、壊れているところがあるけど、ジャックフルーツの花や果実を撮影することができた。ウツボカズラも発見。ただ、中身が空っぽだったので、子供に見せてもインパクトが弱いかな。

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ウツボカズラ

朝食前に汗をかいてしまったのでさっさと着替えてから朝食へ。昨日の早い時間帯に洗濯したので、昨日の服が既に乾いていた。

朝食後にコタキナバルの空港へ移動して、ラハダツへ。結構、時間通りに集合して、忘れものも少ないようなので、今のところあまり手がかからない。ただ、コタキナバルの空港で手荷物に入れていたハサミを3件とカッターを1件没収される。昨日のフライト時にはできていても今日はダメでしたか。今回は窓際ではなかったので、キナバル山はあまりきれいに見えなかったが、ぼんやりと雲に浮かぶ形を見ることができた。

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ラハダツ空港はいかにもという感じの地方空港。タイでよく使っていたナラチワ空港よりも狭い。着陸間際にアブラヤシとココヤシの畑がたくさん見えたが、あまりいい写真を撮ることはできず。一度、ゆっくりとアブラヤシ工場を見てみたい。

ラハダツサイエンススクールは昨年以上に子供の数が多く、しかも交流プログラムの内容が変更になった様子。午後2時から運動会があるので、先に日本人の子供たちの発表会を終わらせて欲しいらしい。多少練習不足の班もあったけど、どうにか4つとも終えることができた。サイエンススクールの出しものは結婚式イベント。なんども派手ですな。どう行った基準で選ばれたのかわかりませんが、まあまあ形にはなっている。昼食でココヤシジュースの写真を撮ることができたのはよかった。

その後は4WDとバスに分乗してダナムバレーフィールドセンターに移動。途中で立ち寄った果物屋さんはかなり不作。ドリアン、ジャックフルーツ、ランブータンなど、いわゆる熱帯らしい果実はなし。1袋5RMのサラカヤシを購入してフィールドセンターでのデザートを確保。わたしの車に同乗した女子二人はほとんど寝ていたので、移動中にあまり生き物を見ることはできなかったかな。

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今年はあまり雨が降っていないのか、道路は乾燥気味で、先行車の挙げる砂埃が激しい。去年、道沿いであれだけ見ることができたオオミツバチの巣がまったく見られなかった。わかっていたとはいえ、動物の方は期待薄ですな。3時間ほどの移動中に見たものはカンムリワシくらい。アジアゾウの糞はそれほど多くはなかったし、古そうだった。

フィールドセンターにつく少し前から激しい雨。熱帯雨林だから午後に雨が降っても不思議はないけど、結構激しい。3時間かけてフィールドセンターに到着。宿舎は西欧人の観光客が数名滞在中だけど、前回の工事現場のおじさんたちが多数いたときよりは楽そう。

夕食前にシャワーを浴びて汗を流す。夕食後にも激しい雨。今日はナイトウオークはなしで、早めに就寝するはずだったけど、少しだけトワをいただく。久しぶりのなつかしい味。

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今夜の収穫

BJS2011初日 [日常]

4時半に起床して、朝食をすませる。今朝はとても涼しい。予定していた電車に乗り込み、半田さんと合流。三宮での乗り継ぎはスムーズだったが、空港行きバスは定員ぎりぎり。意外と込んでいる。7時5分頃に空港に到着。一本遅いバスでも7時半には間に合ったけど、引率なので仕方がない。しかし、この時間帯でも既に半分以上の生徒が集まっていた。もう少し集合時間は遅くしてもよかったのではないかな。

チェックイン後は会議室に移動して簡単な出発式。移動だけで結構時間がかかる。その後の入国審査は混んでいなかったけど、手荷物のチェックに時間がとられる。さすがにハサミを入れていきた子供はいませんでした。搭乗経験が少ない子が多いらしく、モノレールでの移動に喜んでいたのが印象的。

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こんな飛行機でした。

コタキナバルへの直行便の飛行機は6列シートで、前座席との間隔も少し狭くなっているらしい。といってもわたしには我慢できる広さだったし、子供には十分。すべての座席にテレビがついているタイプだけど、見たい映画もなかったので、機内ではニクズク科の総説の構成を練り直す。イントロの構成がしっかり固まれば、目的もはっきりする。考察ではForgetさんの提案も少し盛り込む必要がある。窓際で天気がよければ、琉球列島を見るにはよいコース。安間さんが詳細に説明をしていた。フライトは着陸間際に少し揺れた程度。コタキナバルは、あまり暑くない。

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機内食。

夕食前に時間があったので、さっとシャワーを浴びて、洗濯をすませる。

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ホテルの部屋はこんな感じ。

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夕食はバイキング形式。

早起きの影響があるのか眠いけど、明日の交流会の出し物をざっと確認してから就寝。

明日からボルネオ [日常]

今朝はいつもよりも少し早起きして、明日のボルネオ行に備える。去年はそれほど朝早くなかったけど、今年は関空に7時半に到着する必要があるので、ほとんど始発の電車で移動する必要がある。朝のうちに部屋の掃除やごみの処理を終わらせて、持っていく荷物を確認。ごちゃごちゃしたものを入れるポーチを一つ購入するかどうか考えどころ。

今日は休日出勤して、ボルネオに行く前に送っておくべきメールをいくつか送信。その後は、最近、公開されたEcotropicaの2008年の論文を読む。一部にサイチョウの総説に引用するべき内容も含まれていたけど、1年前には手に入らなかったので仕方がない。かなり薄いデータが多いけど、10年以上も前の研究をこういった形で論文として公開してくれるのはありがたい。

明日から8月2日まで職場の仕事でボルネオへ。去年と同じようなスケジュールとはいえ、メンバーは全然違うので、いろいろと気を使うことがありそう。今年は一斉開花ではないので、ダナムバレーの森の中を歩いても果実は少ないだろう。それでも何か面白い現象に気が付くことができるとよいのだけど。今年はサイチョウ類を何種見られるかな?

メールにアクセスするのは帰国後の8月2日以降になります。

ボルネオ行準備 [日常]

昨夜は久しぶりに飲み会に参加したので、今朝はのんびり起床。といっても朝から激しい雨だったので、ジョギングに出かける気にもならなかったけど。午前中は部屋の片づけをしながら、雨が小降りになるタイミングを探る。お昼近くになってようやく土砂降りではなくなったので、床屋に出かけて髪をすっきりさせる。

その後はボルネオ行に必要な調査用具や衣類をそろえる。今回は懐中電灯を忘れないようにせねば。デジカメは予備のバッテリーと十分なメモリーカードを積んだので、カードがいっぱいになることはないだろう。コンタクトレンズ用の洗浄剤も購入。しばらくコンタクトレンズを使っていないけど、大丈夫かな?

今日はトレッキングシューズも購入したかったけど雨が激しくなったので、断念。週末に時間を作って購入しよう。下宿に戻ってからは必要な荷物をスーツケースに詰め込んでみる。パソコンを持っていくかどうかがポイントだな。週末にセミナーの準備を終えることができれば、パソコンはいらないと思うのだけど…。

先日アマゾン経由で注文した本が発送された。2万円以上する本を注文したのは久しぶり。ただ、今書いているレビューには欠かせない情報が含まれているらしい。京大理学部の書庫にあったものを見たことはあるけど、かなりボロボロだったのでコピーする気にはならなかった。ボルネオから戻ってきたら届いているかな。8月中に目を通せば間に合うでしょう。

査読レポートはだいたいまとまったので、ボルネオに行く前に送付するかな

今日もモクズガニがいた [日常]

朝一番は近くで開催されている朝市へ。徒歩10分ぐらいだったけど、直射日光が暑い。この朝市に最後に来たのは、10年以上前だろう。どんなものが並んでいるのか興味津々だったけど、意外と魚の刺身とかも並んでいて面白い。ただ、魚自体は地物ではないものが結構並んでいた。どういったところが出店しているのかな?朝食用にミニトマトを購入して帰宅。

午前中は先月も訪れた海岸へカニとりにでかける。かなり暑いので、普通に海で泳ぐつもりの格好で出かけるけど、本気で泳ぐならコンタクトレンズがいるな。ほかにも海で遊んでいる家族連れがいたけど、その他は釣り師ばかりだった。台風が接近している影響か、テトラポッドの裏側でも結構波が強かったので、おとなしくテトラポッドの裏側で生き物観察。箱メガネとかあると便利そう。

テトラポッドのイワガニを狙っていたけど大型の個体は警戒心が強くてなかなかつかまらない。小さいものは海に逃げ込むので、そこを捕まえることができる。今日はイソギンチャクやカサガイを外す道具がないと思っていたけど、たまたま移動中のカサガイを捕まえることができた。大型のカニをあきらめていたところで、テトラポッドの隙間にモクズガニを発見。注意深く手を伸ばし、捕獲する。大型のメス個体だった。残念ながら今日はこの1個体だけ。まあ、一匹でも捕獲できたのでよしとしよう。それにしてもこの場所だといつでもいるのか?

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わたしたちが遊んでいたところにもテトラポットで釣りをする人がやってきたので、早めに撤退。午後はのんびりと昼寝をして過ごす。さすがにいつもよりも少し早起きして、海で遊んできたので疲れていたらしい。

夕方の電車で移動。いまさらという感じがしないでもないけど、移動中は文庫本化されていたクロスファイアーを読む。サクサクと読めるけど、伏線の張り方などはさすが。

8月は休暇中らしい [日常]

6月にお断りしたニクズク科の総説は、8月中に原稿を仕上げれば間に合わせるから、考え直せと責任編集者の二人からメールが届く。

Yes, there is no problem to prepare the ms within one month, or even by early September. (I'll be myself on vacation during August, thus unable to do anything before Early September, leaving plenty of time for everyone (contributors, editors and reviewers.). There is no reason to rush, and Science can wait a couple of months.

8月は休暇中ですか…。その間に仕上げろということですね。ボルネオから戻ってきてから頑張って仕上げますか。ただし、この特集号関係で、いくつか対応しなければいけない事案が出てきたので、その辺をうまくクリアーできればということらしい。やはりバランスが問題らしい。裂開しないニクズク科ってどーなっているのだろうか?結局、サイチョウ類のデータが必要ということらしい。

午後はずっと会議。3時間とかやめて欲しい。