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和菓子のような物体 [日常]

朝一番に大学の委員会仕事。のどの調子は相変わらずなので、あまりしゃべらずにのど飴をなめて過ごす。会議は予定よりも早く1時間以内に終了したので、予定を変更して、午前中に林業試験場の哺乳類モニタリングカメラの交換に出かける。GWで登山客が多くなる前に一度、カメラを交換しておいたほうがよいとの判断。もう一つは共同研究中の実験処理がうまくいっているかの確認。

それにしても暑いくらいの天気。スギ花粉がすっかりおさまったようなので、マスクなしで調査地を歩くことができる点もよい。ようやく展葉が進んできたので、カメラの設置ポイントもずいぶんと日陰になってきた。4月中にカメラを設置しても陽だまりの影響ですぐに電池が終わってしまうことが多いので、本当はGW以降くらいに設置すればよいのかも。

さすがにほとんどカタクリは終わってしまっていたけど、少し標高が高いところで1株だけまだ開花中の個体を見かけた。残りは結実しているか、葉だけになっている個体がほとんど。先日の実習中に教えてもらったカタクリさび病なるものも見えるようになると時々見かける。ふと、足元にギフチョウがやってきてオオタチツボスミレに訪花していたので、しばらく観察。結構ふらふらしているようで、きちんとスミレを狙って移動するので、行動が読みやすい。比較的まとまって咲いている場所だったので、あまり一度に遠くまで移動しない点もよかった。ただ、一番のチャンスでフラッシュがたかれてしまったのが失敗。

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カタクリ

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オオタチツボスミレとギフチョウ

貯水池の水位が下がり、クロサンショウウオの卵のうが一部、水上へ出てしまっていた。和菓子みたいでおいしそうだ。今日はほかにも交尾中のタゴガエルらしきものやアズマヒキガエルなど、普段、あまり見かけないカエルたちにも出会うことができた。ヒキガエルはたまたま道路を横切ろうとしていた。

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和菓子?

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交尾中のタゴガエル?

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山道を横断中のアズマヒキガエル

月初めに咲いていたコチャルメルソウやネコノメソウはすでに結実して、種子散布時期が近い。ネコノメソウなんてほとんど訪花昆虫は見かけなかったけど、どの個体もかなりの種子が詰まっているので、不思議。

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ネコノメソウ

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ニリンソウ(小)とイチリンソウ(大)

夕飯は嫁さんがもらってきたコシアブラのてんぷらをいただく。春ですなあ。木曜日は水曜講義日で、一日しゃべる必要があるので、早く喉を治したい。

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コシアブラのてんぷら
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