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ESJ71二日目 [学会]

今日は朝一のセッションで口頭発表。朝食後に大学へ移動して、研究室でオンライン参加の準備。昨日は口頭発表の音声ファイルの再生時にトラブルがあったけど、今日は大丈夫そう。最初は種子散布がらみの発表が3件、そのあとは昆虫とかに絡んだ内容。わたしは2022年のノブドウのデータで口頭発表。音声ファイルをアップロードしてあると安心だけど、その日の発表内容を踏まえたアドリブができないところはライブ感がない。音声ファイルがちょうど12分くらいだったので、二人の質問に答えたら終了。インターバル撮影については、他にも質問が出る可能性がありそうだったので、オンラインサイトにも情報を載せておく。

ノブドウの果実の着色パターンとして当たり前だと思っていたことを話してこんなに質問が多いのは不思議な気がするけど、楽しんでいただけたようで何より。まあ、普通はノブドウを見かけても、いちいちつぶしてみたり、味見をしてみたりしないのかもしれない。あと、大学内のノブドウにはタマバエのゴールが形成されないので、その点を考慮する必要がなかった点はわかりやすかったのかもしれない。発表では2022年のデータを紹介しましたが、2023年も同じ個体で同様の着色パターンが生じることは確認したので、この時期のノブドウは一定の順番で着色するのは間違いなさそう。ただ、別の着色パターンの可能性がありそうなので、2024年に追加調査をする予定。開花からきちんと追跡してみようと思います。

午後は自宅に戻って、明日からの出張の準備と教科書原稿の修正。10月中旬に戻ってきていたけど、まとまった時間が取れていなかったので、放置していたものにようやく対応。たくさんのコメントや削除方針に従うと原稿が半分くらいの文字数になってしまった。ただ、まだまだわかりにくいところや、修正が必要なところが残っている。群集生態学分野の最新情報も取り込んだほうが良いかと思ってフィルターモデルとかコラムに入れてみたものの、その情報は不要だった様子。ただ、仮想的な生物を事例として挙げた内容については、具体例に帰るとなると本当にそんなことがあるのかを確認する必要があるので、ちょっと文献調査をしてみないといけない。せっかく群集生態学の分厚い訳本を購入してあるので、探してみよう。
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