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自然史講演会に行ってきた [日常]

日曜日の朝は朝市で食材を買うことが多いのだけど、今朝は寝坊したせいで、鮮魚はかなり品薄になっていた。野菜に混じって能登産のアケビが売っていた。4つで200円。この辺でも山の中を探せば見つかりそうだけど、今年は知っている場所では実っていなかったので、購入した。一つはしっかり紫色だけど、残りはあまりきれいな色ではない。まあ、味はかわらんだろう。朝食に食べていると子供が図鑑を持ってきたので、探してみたら、写真は掲載されていなかったけど、イラストがあったので、アケビと教え込む。

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アケビ

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アケビの種子

その後はガソリンを入れて、帰りにいつもアユを釣るポイントをのぞいてみる。用水が止まっているので、魚が見えないかと思ったのだけど、にごっていてほとんど見えなかった。自宅の周辺でも去年はたくさんのウグイが泳いでいるのが見えたが、今年はにごっていて全く見えない。

昼食後は石川県立自然史資料館で開催された自然史講演会「世界のブナ林、日本のブナ林」へでかける。思っていた以上に参加者が多く、60名を越していた。ただ、年齢層は高く、私より年齢が低そうなのは二人くらいだった。ブナ林好きは多いんだなあ。講演者は農工大名誉教授の福嶋司さん。白山のブナ林で実習を行うにあたり、論文を読んだことはあるのだけど、講演を聴いたのは初めて。日本のさまざまなブナや世界のさまざまなブナのスライドは単純に楽しかった。

その後、懇談会にも参加して、スタッフのごとく振る舞い、お話をうかがう。たまたま参加していたクマ研究者の方から12月に開催されるクマ関係のイベントについて教えていただく。学生に告知しておこう。

自宅に帰ると先日、採集してきたアベマキからシギゾウムシ系の芋虫たちが出現中だった。今日は4匹。

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