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能登半島初日 [日常]

今日と明日は別の研究室のアカテガニ調査に付き合って、朝から能登を目指す。能登半島の先端まで出かけるのは、実は初めて。最後に能登半島を訪れたのは、中学時に穴水で開催された県中学陸上に行った時が最後ではないだろうか?今日の最終目的地はのと海洋ふれあいセンターの周辺だけど、途中で特徴的な植生を見て回ることになっているので、それほど長距離運転をするわけでもない。

最初の経由地は、大釜の竹やぶ。人家が竹やぶに埋もれてしまうようなところで、確かに管理しなくなるとこうなるのかという感じが出ている。人が利用しない竹やぶは非常に暗い。林床に生えていたのは、ツルシキミ、ヤブツバキ、ヒメアオキ、シロダモ、テイカカズラなど。ちょっと明るいところにはカラスザンショウの実生も見られた。このくらいならわたしでも同定できるので安心。それにしても管理されなくなると竹やぶの中は薄暗い。石川県の植物にとても詳しい人と一緒に山の中を歩く機会はなかなか無いので楽しい。

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その後、昼食時に訪れた場所で、たまたまアカテガニを発見。ここ適当な砂浜もあるし、岩場もあるし、家族を連れて遊びに来るのもいいかも。石川県内でアカテガニをシッカリ見たのは今回が初めてだと思う。確かに淡水のところで脱皮しているらしく、脱皮に失敗した死体も転がっている。フナムシもたくさんいたけど、これって同一種なのですね。

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スナガニかな?

北上中に能登空港を経由して、今回の目的地であるのと海洋ふれあいセンターに到着。今日は風が強くて、波が高く、あまり磯観察には適当ではなかったけど、海の中の観察道をとりあえず歩いてくる。森がそのまま海につながっている環境は豊岡と似ている。とりあえず荷物を宿舎に預けて、夕食を済ませてから、夕方に再び観察ポイントを訪れる。草むらからワラワラとアカテガニの音がするのは楽しい。強力なライトを持っていったこともあり、夜の海の生きものをイロイロと観察できてそちらも楽しかった。

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こんなところで観察

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アカテガニがうじゃうじゃ

夜はお酒を飲みながら、雑談して就寝。明日は須須神社の照葉樹林を見に行く予定。
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