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IHC2013初日 [学会]

ホテルのベッドが微妙に柔らかいので、あまりよく眠れなかった気もしたけど、起きたら既に6時半だった。さすがに朝食に出かけるには少し早かったので、7時15分まではうだうだして過ごして、朝食に出かける。レストランでは、何人かに久しぶりの挨拶。早朝にフィリピンについたばかりのインドネシアの研究者から、とある撮影チームの状況について教えてもらう。そうですか、苦戦していますか。撮影に入る前から今年の結実フェノロジーは読めないという話をしていたのだけど、やはり例年とは大きく異なるパターンを示しているらしい。うまく撮影できると良いのですけど。

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今日の朝食はフィリピン風

朝食後はプレゼンファイルを見ながら発表練習。原稿はまだ修正するべき点がチラホラ見つかるので、適宜修正していく。何度か練習したので、前半はだいたい話す内容を覚えたし、後半はboxplotの説明ばかりなので、それほど難しくはないと思うけど、最後のまとめのスライドをもう一枚追加したほうが良いかもしれんな。

11時にホテルのロビーに集合して、昼食場所へみんなでぞろぞろと移動。60人くらい同じホテルに宿泊している様子。今日と明日以降で大会会場が異なり、今日はホテルから少し離れた場所。それにしても外は暑い。35度は超えているのだろう。タイチームはバンコクも一番暑い時期なので、それほど苦にならないようす。

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今日の昼食

昼食後は大会会場で参加登録作業を済ませる。今までに参加した学会の中で最も大きい名札だな。その後は会場のAalaya Museum内を見学。フィリピンの歴史をジオラマ風にして展示してあった。いたるところでキーパーソンの等身大のパネルがあったけど、身長がなにか重要なポイントなのだろうか?その他にフィリピンのサイチョウ類の写真やアートなどが展示されていた。そのうちの一つが、何かの本で見たことがあるアカサイチョウの頭骨を利用した兜の装飾品。凝った作りになっている。

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頭飾り

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こちらはおもちゃ

14時から予定通りwelcome messagesがスタート。その後は4件の招待講演とフィリピンのサイチョウ類の保全活動や映像、ピライさんたちの新しい本の紹介などが行われた。最初はピライさんたちThailand Hornbill Research Foundationの35年間に行った内容の紹介。Reforestationとサイチョウ類の保全を結びつけようという話で、チェンマイ大学のグループの研究成果やフィリピンでの植林による森の回復事例についての紹介。この人は植物生態学がベースかも?次はVijakさんがタイでのサイチョウの保全活動の話。前にピライさんが豊岡で話した時と同じような内容。最後は最近サイチョウ類の系統樹の論文を仕上げたGonzalezさんが中心になったフィリピンのサイチョウ類の保全についての紹介だった。

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子どもたちの寸劇

どうもフィリピンの人の英語がよくわからんと思っていたら、アメリカ人の知り合いが、たくさんの情報をいっぺんに話しすぎているから何言っているのかさっぱりわからんと話していたのを聞いて、ちょっと安心する。いや、明日からの発表もこんな調子だと全くついていけないかもと思っていたので、ちょっと不安だったのですな。

夕食は会場でビュッフェ形式。10人がけの机が14つほぼ満席だったので140名くらいは参加者がいる様子。半分くらいはフィリピンの野鳥の会のメンバーかな?ホテルに戻ってシャワーを浴びてから、一回練習して10時前に就寝。
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