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タイ調査二日目 [研究]

5時ごろにニワトリの鳴き声で目が覚めたけど、まだ暗いので、もう一度寝なおして、6時に起床。バンコクでも涼しいといわれていたけど、こちらはさらに涼しい。ひんやりと感じるくらい。調査用の作業着を上下着こんで、調査道具の準備。ナンバーテープーを50個ごとにまとめて丸めて、ホチキスや目印のカラーテープを人数分準備。うーん、10数年前と同じことやっているなあ。ただ、今回はあまり時間がないので、フィールドで最大限時間を使うことができるように準備しておくことが重要。

予定よりも早く9時前には森に入って、アグライアの実生を探して4人で並んで歩く。一人でやっていた時には、10x10mプロット40個を1日、プロット全体を10日くらいかけて調査していた。今回は生存個体の確認と成長量の記録だけなので、見つかりさえすれば、それほど時間がかからない。ただ、タグがなくなっていると位置情報から推定しないといけないので、ちょっと時間がかかる。4haプロット内で毎木調査していた個体もかなりタグが消失している。10年たてば仕方がないか。それでも場所によってはほとんどの個体が生存しているようなところもある。この辺をうまく解析してパターンを見ることができるとよいのだけど。

今日は夕方までひたすら森の中を這いずり回ってプロットの3分の1くらいは終了。ただ、見逃している個体もあるだろうから、最終日にその辺をもう一度チェックするくらいの余裕は欲しい。

今夜も部屋の外でトッケイが鳴いている。それなりに騒々しいけど、カラオケよりはずっとまし。
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