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タケ林の林床で蚊が訪花していた [日常]

今日が前期試験の成績評価の提出締切なので、朝一番に作業をすすめる。今年度の一年生から評価システムが変わったのだけど、登録システムが対応していない。後日、手作業で修正することになるので、忘れずにメモしておく。今年は得点調整する必要はなく、ほぼそのまま成績評価にしても問題なさそう。まあ、勉強していれば単位とるのはそれほど難しくはないはず。

登録作業後は定例のフェノロジー調査のために山へでかける。あまり暑くなくて快適。ただ、学生もいないので、今日は一人でのんびりと調査トレイルを歩く。ミズタマソウにやたらと蚊がたくさんいた。よく見ると訪花している様子だけど、よく見えないので、デジカメ写真で確認してみると吸蜜しているようす。青い色が目立つきれいな蚊。しばらく進んだ先のミズタマソウにも数個体、その先ではミズヒキにも訪花していた。まあ、血ばっかり吸っているわけではないんですな。

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ミズタマソウ

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ミズヒキ

Facebook経由でキンパラナガハシカTripteroides bambusaの可能性が高いと教えていただいた。蚊の訪花記録はあまりないそうなので、今度、見かけたら標本も採集しておこう。口吻が長くてかっこいい蚊だった。ただ、撮影中に別の蚊にしっかり吸血されてしまった。うーん、ピントが微妙だけど仕方がない。

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開花フェノロジーは先週とあまり変わらないけど、ヤブツルアズキ、ベニバナボロギクなどが咲き出してきた。今週もアキカラマツにはクマバチ、トラマルハナバチなどハナバチが多数訪花していた。この時期の貴重な蜜源になっているらしい。よく見れば、ヒメキンミズヒキとキンミズヒキの両方が生えている。うーん、混じっていたのか。たしかにぱっと見、ごちゃごちゃした感じの花とすっきりした感じの花があったか。ヒヨドリバナ、オトコエシなんかも咲いていた。

今日の樹液酒場はカブトムシのメスが1匹とスジクワガタやノコギリクワガタ。ノコギリクワガタはなかなか立派なオスやちょっと小ぶりのオスもいた。オオスズメバチはいなくて、チャイロスズメバチ?がたくさんいる。帰り道は違うコースを歩いてみると道沿いにパンストがいくつもぶら下がっていた。バナナトラップか?

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