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ようやく雪が降りだした [日常]

本当は昨日、調査に行きたかったのだけど、時間を作れなかったので仕方がない。午前中は雪の予報だったので、定例調査に出かける。林業試験場内もまだ雪が積もってくるまで移動できないほどではないので、果実の状況だけ確認に出かける。雪の中、カメラは無理に確認する必要はないだろう。果実がよっぽど減少していない限りは、交換するまでもないだろう。ただ、本格的に雪が降ってきて、埋もれてしまうとどうなるかちょっと心配。30分ほどでほとんど変化がないことを確認して移動。1か所だけ食べられていたのは、道端のところで目立つのだろうか。雪が強くなる前に確認を終えることができてよかった。

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そのまま角間に移動して、こちらも定例調査。林業試験場ほどの雪ではないけど、寒い。いつも車を止めている場所にやたらとカラスが群れていた。ハシボソガラスか。数十羽いるなあ。窓開けて写真を撮ろうとするとすぐに逃げていく。駐車場から竹林を抜けて、調査トレイルに向かう。尾根沿いだと雪で埋もれているわけでもない。林床のヤブコウジ、カラタチバナも少しずつ食べられて数が減ってきた。一度に全部を食べてしまうわけではないらしい。量的には一度に全部食べてもよさそうな気がするけどなあ。

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タヌキの糞を回収しようと思っていたのに袋を忘れてきてしまった。ケンポナシの種子が多い。イチョウの種子だけ発芽実験用に回収しておこう。もっとたくさんあるのいいのだけど、まあ、何もないよりはまし。

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そういえば、年末に共著論文が一つ受理されたとの連絡を受けていたのだった。わたしは種子の同定が主なお仕事。もうちょっと種レベルまで落としたかったけど、行ったことがないところだけに仕方がない。

Tsuji, Y., Ningsih, J. I. D. P., Kitamura, S., Widayati, A., & Suryobroto, B. (in press) Neglected seed dispersers: endozoochory by Javan lutungs (Trachypithecus auratus) in Indonesia. Biotropica.

昨年末に投稿した和文の共著論文もコメントが返ってきた。コメントにしたがって改訂すれば受理されそうな雰囲気なので、早急に対応する。コメントを反映させるために追加で必要な文献を集めて、読み直す。先行研究が先に出てしまったのはちょっと残念だけど、十分に面白いデータを提示できていると思います。

週末はセンター試験の監督業務。毎年のこととはいえ、体調管理に気を使う。
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