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インド打ち合わせ三日目 [研究]

インド時間に慣れてきたのか、今朝は目が覚めたらすでに6時を過ぎていた。ただ、明るくなるのはもう少し後。朝食をゲストハウスのスタッフに買ってきてもらって宿舎で食べる。初日とはメニューが違って、トーストを購入してきた様子。卵がはさんであっておいしい。

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9時にSoumyaさんとKimさんがやってきたので、昨日までの打ち合わせの続き。二人とも今日から別の場所へ移動するので、朝の時間に最終確認しておかねばいけないところだけ確認しておく。その後は水曜日の朝に毎週開催されているこちらのセミナーに参加する。3名が15分ずつ話すスタイルだったけど、最初の学生はずっと座って原稿を読み上げるスタイル。二人目が研究室のPIで、ボンネットモンキーの餌もらい行動と意識の話でちょっと小さめの字で書かれたスライドを交えた話、三人目はアジアゾウの学習の話だったけど、プロジェクターの変換コネクタをもってきていなかったらしく、スライド投影はなし。インドの人がすべてそうとは思わないけど、早口でちょっと専門外の話をされるとついて意見なあ。その後、30分ほど討論の時間があったけど、これまた質問者がマシンガントークでまったく理解できず。リスニング能力をもう少し上げないといけないな。

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その後は今回のプロジェクトでお世話になっているSindhuさんにようやくお会いする。昨日までは家族サービスだったとのこと。Soumyaさんはすでに移動してしまったので、昨日までに4人で話し合った内容をKimさんにまとめて話してもらい、プロジェクトの進め方を確認する。二国間の共同研究だけど、インド側で予算が使えるようになったのは9月からで、実質は11月までずれ込んでしまい、日本側のスケジュールと半年以上、ずれてしまうのはどうにかならんのだろうか。同じ予算をもらっているほかのグループはどのように対応しているのだろうか?

4人で別々の論文を担当するけど、タイムスケジュールとしては私と辻さんがそれぞれ担当することになる論文を優先することになりそう。10月までにデータをまとめて、日本でデータ解析合宿を行い、来年の3月には2つとも投稿することが求められている。少なくとも2年間の予算が終了するまでに論文を2つだすのが必須で、4つもでればスーパーハッピーだとのコメント。データセットがそろえば、4人とも論文を書くのは遅くはないので、どうにかなるだろう。既存のデータをしっかり確認して、データを持っている人に共同研究に参加することを呼び掛ける必要がありそう。これまでの3日間の話から、来年度の予定も含めてかなり方針が定まったのは良かった。けど、先週、日本にいる間に提出した来年度の予定と齟齬が出てきたので、修正申請できないか、大学経由で確認をお願いしておく。

昼食は初日同様に建物内の食堂でいただく。ゲストハウスの宿泊者は1食75ルピー(150円くらい)らしい。タイよりも少し高いかもしれないけど、お替り自由で、十分おいしくいただける。午後は送られてきた卒論のプレゼンファイルにコメントをつけて返却。12分のプレゼンで3600字はかなり多いので、大幅に削る方向で原稿を修正する。3200字くらいまで減らしたので、練習すればどうにかなるでしょう。しかし、1つしか送られてきていないけど、大丈夫なのか?

夕方は辻さんがニホンザルの生態と種子散布の仕事を紹介するセミナー。残念ながら参加者は多くはなかったけど、参加していた人にはそれなりにインパクトはあった様子。その後、夕食は中華料理屋へ連れて行ってもらい、チャーハンなどを楽しむ。食後にどうしてもキャンパス内でロリスを見たかったので、30分ほど探し回ったけど見つからず。キャンパス内にも結構いるらしいけど、なかなか簡単には見つからないものらしい。うーん、もっていないのか?明日は朝からネット会議に参加するので、10時前に就寝。

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