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林業試験場のヒメアオキが熟してきた [日常]

午前中は大学業務で一年生のガイダンスに参加。うちの学科は3分の1が県内出身者で、例年よりも割合が高い。自己紹介を聞いていると、ここ数年とはちょっと違った傾向みたい。どうも魚採りが好きな学生が数名いるようす。残念ながら、大学周辺の田んぼや用水ではあんまり魚の多様性は高くないなあ。クワガタ好きとかタナゴ好きとかいるらしい。久しぶりに来週の講義で身近な生きものを5種あげてもらうアンケートやってみようかしらん。

午後は大学院生の調査につき合って、林業試験場のヒメアオキの様子を見に行く。さすがにカントウマムシグサはもう食べられないだろう。積雪が多すぎると春の雪解け後も食べられないので、果実消費率はあまり高くなさそう。こういった年には秋の早い段階で果実が利用されないと、あまり食べられずに終わってしまうのか?

角間のヒメアオキはほとんど赤く熟しているけど、林業試験場は場所によって違いが大きい。積雪が多かった場所はまだ緑色の果実もちらほらみられる。ただ、去年よりも結実数は多そう。カメラもおけそうなくらいの果実はありそうなので、調査はできそう。ただ、サクラは雪による枝折れ被害が大きく、かなりのダメージを受けている様子。ソメイヨシノは終わりかけ、ヤマザクラやオオシマザクラは満開くらい。クロサンショウウオは卵のうの傍でウロウロしている個体を見かけた。水際に転がっていた卵はヒキガエルだったのか?ずっかり吸水して膨らんでいた。

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スギ林の林床ではサカゲイノデがでてきた。明るいところでは、ネコノメソウが開花して、アサツキが大きくなってきた。時々朝市でも売っているのを見かけるので、すっかり春ですな。

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明日から前期がはじまる。しばらく忙しい…。
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