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白山高山植物園の下見に行ってきた [日常]

週末の雨で土砂崩れが起きて、道路が通行止めになっていたけど、今日は開園しているとの情報がtwitter経由で流れていたので、昼前から白峰を目指す。それにしても暑い。途中、少し早めに昼食。おいしくソバをいただく。その後、移動中、瀬女を過ぎたところでニホンザルの群れに遭遇。大学の卒研生が追跡している群れかも知れないので、時間を記録しておく。とりあえず見えた範囲でテレメがついた個体はいない様子。

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白山高山植物園の駐車場には先客の車が止まっていたけど、大した数ではない。さすがに大雨の後だけにそれほど観光客はいない様子。登山道のオカトラノオにシロスジベッコウハナアブらしきものが来ていた。水路にいたアカハライモリを捕まえて、ちょっとだけ観察させてもらう。きれいな赤色が出ている。湿地帯はコガマが開花中。例年はモリアオガエルの卵塊が見られるのだけど、今年はちょっと訪問時期が遅いので、ほとんど卵塊は見られなかった。

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とりあえず園内で開花中の植物をリストアップして、訪花昆虫の写真を撮りまくる。水曜日に観察してもらう時には、写真ファイルを渡しておいて、その中から絵合わせで同定できるくらいのグループで記録してもらうことにしよう。さすがにトラマルハナバチとオオマルハナバチくらいは区別してもらうことにしよう。あとはセイヨウミツバチとか、ウラギンヒョウモン、キマダラセセリなどよく見かけた昆虫を中心に撮影。今年は見られなかったけど、過去にマメハンミョウがたくさんいた日もあったので、注意喚起のために掲載しておこう。

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トラマルハナバチがタカネナデシコに訪花しているときは、頭を突っ込んでいる様子がよくわかる。オオバギボウシにもトラマルハナバチ、オオマルハナバチなどが多数、見られた。あとはタカネマツムシソウやキリンソウにもマルハナバチとかハナアブが頻繁に見られたので、この辺を主な観察対象にしてもらうことにしよう。去年はイブキジャコウソウによく虫が来ていたけど、今年はすでに花が終わりかけ。

実際の生息環境ではないけど、こういった人工的な環境での送粉相を調べてみても良いかも。今年は観察中に花粉塊を背負ったマルハナバチには出会えなかった。とりあえず実習資料に必要な写真は撮れたことにしておこう。
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