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ブナ林実習二日目 [日常]

天気が心配だったけど、どうにかもちそうなので、予定通り白峰のブナ林へでかける。白峰総湯前でトイレ休憩をとり、おまい山へ向かう。15分ほどで調査地に到着。先週、一度で書けているので学生たちも多少、距離感がつかめているので、それほど足取りは重くなさそう。まずは調査プロットを張り直して、残りは毎木調査の続きと樹冠投影図の作成。

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わたしはその間に学生たちがナンバーテープをつけた調査個体を一通り確認して、同定ミスがないかチェック用のメモを作成。去年のレポートを読んだときにオオカメノキがやたらと出現していたけど、そんなにたくさんあったっけ?と思ったのがきっかけ。単葉の対生の低木はたくさんあるけど、これオオカメノキではないなあ。ハート形のカエデってなんだっけかと思いながら、大学に戻って、ヒトツバカエデと確認。これで安心。残りはコアジサイ、クロモジ、タカノツメ、リョウブ、ハウチワカエデ、ヒメアオキなどが低木層で、高木はほぼブナ。大きなミズナラは枯れているけど、小さい個体は残っている。ただ、学生たちは低木のブナもすぐには同定できずに苦労している様子。コアジサイはカモシカの採食跡が見られた。ギンリョウソウもまだ咲いている様子。

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アカショウビンが鳴いていたけど、あまり近くまではやってこなかった。さすがに20人以上が活動しているから、寄ってこないか。先週は小雨の中であまり作業できなかったので、予定の調査を終えることはできなかったけど、レポートをまとめるだけの情報は集まっただろう。ブユに対して襲われることもなく、無事に調査は終了。

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