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自然史調査員養成講座で話した [日常]

朝は飼育中のトゲナシヌマエビ(多分)の水槽の掃除。近所のホームセンターで購入してきたエビ用の餌はうまく食べている様子。用水の停止期間になって、田んぼの取水口に取り残されていた小魚とオタマジャクシも追加したのだけど、魚はカマツカらしい。カマツカなんてこの用水で見たことないけど、どこかにひっそりと暮らしているらしい。いつの間に紛れ込んでいたヒドラの仲間も順調に増えていて、水槽の壁面にたくさんついている。

朝食後は午後の資料作成の続き。昨夜、一通り完成させたけど、もう少しましな写真があるはずの項目をいくつか作り変えてから、大学に移動して、講義資料の印刷。そのまま石川県立自然史資料館へ移動。午後はここで開講されている自然史調査員養成講座の講師。植物と動物の相互作用の話を2コマ分話す予定になっていたので、先月末から、ちょこちょこ時間を見つけては講義スライドの準備してきた。

最初は大学の植物生態学の講義で話している内容を改変して紹介するつもりだったけど、参加者の年齢層が高校生から定年過ぎた人までバラバラで、植物の知識も非常に偏っている様子。一昨日、講義資料案を確認してもらったところ、調査員養成なので、理論的な話を紹介するよりは、具体的な調査の話のほうが良いとコメントされたので、昨日から講義内容を大幅に修正。半分はこれまでに卒業研究で取り組んできた内容に入れ替えた。特に種子散布がらみの話は11月にバードリサーチ大会でもこれまでの仕事の概要を紹介する必要があるので、そこで使いまわすことも考えて、いろいろと写真や映像を吟味してきた。

前期はオンライン講義だったので、対面講義形式で2コマ続けて話すのは久しぶり。のどを痛めないように気を付けながら話したけど、それでも結構疲れた感じがする。せっかく資料をいろいろと準備したので、今後も使える形にしておこう。やはり写真だけではなく、動画を見せると受講者にも伝わりやすい。

明日は延期になっていた「大人のための植物観察会 -白山に生える樹木を覚えよう-」で市ノ瀬周辺を歩く予定。今度は自分が受講する側。
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