能登島でサンプリング

残念ながら昨夜から台風の影響で雨だけど、予定がこの日しかあけられないので、おとなしく天気の回復を待つ。昨日、事前に地元の方に連絡はしておいたけど、あちらも朝から雨らしく、確認のSMSに11時ごろに到着予定で返信しておく。雨雲レーダーを見る限りは昼過ぎくらいからは雨は上がりそうなので、その時間帯に合わせて移動する。おやつの購入とトイレ休憩がてら、目的地の最寄りのコンビニに立ち寄って、ほぼ予定時刻に到着。こちらは雨が上がってしばらくたっていた様子で、道路もあまり濡れていない。

七尾市版レッドリスト2020の話などをしながら、海沿いから山を登っていくコースを歩く。イノシシの数がさらに増えているようで、林床がかなりあれている感じ。サンプリングは尾根沿いの道があるところでやることにして、サクサクと仕事を進める。サンプリングポイントから一番近くの個体を対象にして、適当な枝を採集する作業を繰り返す。さすがに海沿いの照葉樹林だけあって、スダジイやモチノキなど、林業試験場や角間ではほとんどサンプリングしていない樹種が含まれる。学生たちと作業した結果から、二人でも2時間くらいで終わるだろうと思っていたけど、ほぼ予定通り。まあ、学生たちがいると樹種同定にかなり時間を費やすので、その説明をしていないだけでも随分と時間は短くなる。あとほぼ平地だし。シャシャンボの棘ははるか昔に柳沢さんに教えてもらったんだっけか。













サンプリング後は遅い昼食を食べるつもりで能登島の道の駅を訪問したら休み。仕方がないので和倉温泉周辺を考えていたら、途中でジビエの店を発見。まだやっている時間帯だったので、訪問してみたら対応してもらえた。ここ、ネット化雑誌で見たことあるお店だ。隣が解体処理施設らしい。食事する部屋にはハクビシン、テンなどの本剥製が展示されていた。能登島にいるんだっけか？15時ごろに遅い昼食として、ジビエハンバーグとソーセージがメインの定食をいただく。おまけの燻製とチャーシューもあったので、かなりたくさん食べた。ハンバーグとかイノシシ肉とはわからんな。おなか一杯になり、お土産用にイノシシ肉も購入して帰宅。一応、イノシシの毛皮を販売していないか聞いてみたけど、取り扱っていなかった。



途中のPAで鮮魚をいろいろ眺めて、夕食用にアカイカ、クロダイ、カツオの刺身を購入。1000円でいろいろな入ったお魚セットも魅力的だったけど、今夜、処理しきれないのでパス。その後、道の駅千里浜に立ち寄り、展示してあるイノシシの毛皮を確認して、撮影。こちらも確認してみたけど、展示品で販売はしていないとのこと。やはり普通に扱っているものではなさそう。







さすがに15時に昼食を食べたので、19時の夕食は控えめにしておく。無事にサンプリングが終わって何より。