SSブログ

セイタカアワダチソウも終わり [日常]

朝は大学ビオトープでのフェノロジー調査。前回は一面がセイタカアワダチソウの花で覆われていたけど、ずいぶんと黄色が弱くなった。2時間ほどかけて一通りの調査を終了。角間のフェノロジーと同じで、11月末くらいまでは調査を継続するかな。ガマが種子散布しているけど、きれいな写真を撮るのは難しい。青空を背景にして、揺らしてみたけどいまいちだなあ。今年でビオトープの植物の情報はかなり充実したので、来年度以降は植物を食べる昆虫とか、訪花昆虫とか調べてくれる学生がいるとよいのだけど。

IMGP2394.jpg

IMGP2336.jpg

IMGP2344.jpg

IMGP2365.jpg

IMGP2375.jpg

IMGP2386.jpg

調査を終えて早めの昼食をとっているとシンガポールの知人から、IUCNのHornbill Specialist Groupのメンバーに推薦するから簡単な自己紹介文を書いて欲しいとのメール。すでにメンバー候補になっているインドのDattaさんのサンプルまでつけてある。気が利くなあ。ピライさんもケンプさんもすでに引退しているので、リーダーをやる気はないそうなので、若手?に仕事をふってきたらしい。わたしは植物生態学者なんだけどなあと思いながらも断ることはできないので引き受ける。ただ、紹介文には、専門は植物生態学と入れておいてもらう。最近、オナガサイチョウの密猟が激しく、ランクがCRに上がったこともあり、何らかの動きがありそう。

午後はナメクジたちを世話して、昨日、採集してきたキノコの食べ具合を観察。こちらの方が好きですか。最初に産まれた連中はもう2cmを超えてきた。この1週間で産まれた連中を別ケージに移動させる。こちらの卵からはこれで13個体が孵化してきた。その後、帰るまでに3時間ほどまとまった時間が取れそうだったので、昨年度の卒業研究を手直しして投稿する準備。まずは文献をEndnoteに取り込んでいく。卒論を読んだときにチェックしたつもりだけど、引用漏れの文献があるなあ。前回、卒論を手直しして投稿したさいには、データがあまりに薄かったので、せめてレビューはしっかりしておこうとかなり文献情報は整理したけど、今回はどうしたものか悩ましい。少なくとも図表はもう少し手直しして、それから考えよう。

IMGP2395.jpg

夜に急ぎでコメントを求めるメールが届く。なるほど、こういった形で使われるのか。とりあえず、先行研究を参考にして、自分の率直な意見をまとめて送信。お役に立てばよいですけど。日曜日は大学の開学10周年イベント。