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ホトケノザは散布済み [日常]

ニクズク科論文の特集号がようやくまとまりそうなのだけど、もうちょっと修正してくれと編集者から連絡。わざわざ英語を直してくれただけではなく、Appendixにまとめられたデータからネットワーク図を追加してくれとの要望。わざわざRで図示してくれているので、断る理由はない。

明日は来月に福岡で開催される熱帯生態学会のプログラム原稿の編集作業と会議で終わってしまいそうなので、今日中に水曜日の講義資料を修正してしまう。次は種子散布の話題なので、余計なことを話してしまいそうなので、できるだけ情報量を減らす。今年度は教科書を指定したので、できるだけ教科書の内容に沿うように作ったけど、樹木に偏り過ぎなので、適宜バランスをとる。

アリ散布植物くらいなら、大学キャンパス内でも見つかるので、とりあえずホトケノザを採集に出かけたら、ほとんどの種子が既に持ち去られていた。枯れかけた植物体から、かろうじて数個の種子を回収。ファーブルで見せれば、エライオソームの部分もしっかり確認できるだろう。

Google Scholarが新しい論文を教えてくれたのだけど、ケンポナシの種子散布に関連した論文がAnnals of Botanyに掲載されるらしい。林業試験場にもケンポナシの木があるし、ハクビシンやタヌキもいるので、この秋には自動撮影カメラをおいてみるつもりだったのだけど、今更かなあ。筆頭著者は哺乳類の果実食と種子散布の研究を進めている方なので、こんなテーマをやっていても不思議はない。さっさと目を通さねば。

明日は晴れそうなので、大学キャンパス内での鳥見も再開する予定。スズメの巣がいくつかあるのだけど、無事に巣立つかな?
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