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学外での発表 [日常]

朝一番でお仕事の依頼メール。断る理由もないので、来年からとある雑誌の編集担当として働くことになりました。査読依頼を受ける側から依頼する側になったら、仕事量は増えるのだろうか?まあ、増えるんだろうなあ。

午前中は明日の獣害対策関連会議の資料作成。今年のデータはまったく入力できていないので、去年の卒研生のデータを修正して投稿した論文の内容に沿ってスライドを作成。あまり時間はなさそうなので、メインの結果は10枚にまとめて、動物の写真は最後に見せる程度にしておく。直接、獣害に係る情報は提供できないけど、現状としてあまりニホンジカがいないと思われる場所でも秋には、オスがうろちょろしていることは示すことができそう。

少し晴れて来たので、ルーチンの調整池でのフェノロジーの確認。まだ咲いているのは、セイタカアワダチソウ、ノコンギク、キダチコンギクのキク科3種くらい。ツマグロキンバエってこんな時期でも訪花しているのか。セイタカアワダチソウはほとんど種子散布しているけど、開花している個体は一度刈り取られた個体だろうか?

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午後から4年生を連れて金沢大学へ移動。夕方からこちらの生態ゼミにおじゃまして卒研生3名の中間発表に参加。二人はうちの研究室からで、もう一人は金沢大学の大学院へ進学志望で研究室訪問に来た方。中間発表ということで、3人ともイントロや結果の統計処理などに改善の余地はあるけど、それぞれにシッカリとしたデータに裏打ちされた研究になっていたと思う。学内だと緊張感が足りないことがあるので、やはり学外の人に向けて話す経験をする機会は重要。特に大学院生を指導することを考えるとこういった機会を増やしていきたい。

ゼミ後は大学生協で夕食を食べながら、意見交換をして帰学。うちの学生たちはこの時間まで生協がやっていることやたくさんの学生がウロウロしていることに驚いていたらしい。建物入口に展示してあった角間の里山の昆虫標本はいいなあ。あれ、借りられるとかなり対象を絞り込むことはできそう。でも自動撮影で撮影された情報だけから、昆虫類を種まで同定するのはよっぽど際立った特徴がないとムリだろう。来年度も同じ調査対象で研究するなら、ピットフォールトラップなどを同時に仕掛けて、同時期に活動している昆虫のリストを作る必要がありそう。
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