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ESJ61初日 [学会]

夜中に地震で目が覚める。22階に宿泊していたとはいえ、かなり揺れが長引いた。テレビをつけると震度5。さすがにこの時間帯に自宅に電話するのもなんだったので、安全確認メールだけ送付して、寝なおす。ただ、ホテルのけたたましい館内放送があったので、そのたびに目が覚めた。まあ、あのくらいの大きさで連絡してくれれば、寝ていても目が覚めるな。

早めに朝食を済ませて、荷物を準備して、会場へ移動。午前中から企画委員会、野外安全委員会とはしごしてお弁当。野外安全管理委員会は2年間の任期を終えて、別の人に引継ぎするつもりだったけど、もう一回引き受けることに。次回はフィールドワークがメインの研究室の方にお願いするつもり。

今回は会場数の関係で、初日の午後からいきなり自由集会が入っていて、その辺の時間帯の自由集会に参加できなかったのは残念。植物生態学と動物行動学を結びつけるところのイントロの話を聞いて、エコリサの会議に参加。うーん、エコリサのエディターってほとんど男性なんですな。エコリサの投稿状況や投稿された論文の流れなどを一通り知ることができた。できるだけ担当数に偏りがないように割り振られているようなので、担当依頼が来た分は断りにくそう。ただ、ちょっと分野が外れるとレフリー探すのは大変なんだよなあ。自分の専門なら、そんなに苦労はしないのだけど。ただ、追加でわたしが関連する分野の担当編集者が増えそうなので、ちょっと安心。

その後は貝類の自由集会に参加。分類群としては多様で、身近に見られる生物なので、研究対象にしてみたい分類群ではある。ただ、基礎情報がどの程度、わかっているのかは分類群に大きく依存しそう。過去に基礎情報がいろいろと蓄積されていて、それが眠ったままになっているかもしれないので、一度、まじめに調べてみるか。ポスター発表に面白い研究がありそうなので、忘れずに聞きにいかねば。

夕方は博物館の生態学の自由集会に参加。相変わらず参加者が多い。博物館育ちの発表とそれらを支えてきた博物館スタッフ側の発表。確かに大学に入る以前に生態学にふれる可能性が高い場所として、地方博物館は貴重な場を提供する可能性が高い。大学1回生に生態学概論を教えている立場から見てもいろいろと考えさせられる内容も多かった。来年度もポケゼミで、昆虫採集とかからでもやったほうがよいのかなあ。
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