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角間のギンリョウソウが咲き出した [日常]

去年の卒研ネタで詰めが甘いところの追加データをとるべく角間へ。昨日、今年の卒研生たちが調査に来たのだけど、まだサーチイメージがしっかりできていないのか、結構、マークできていない個体がいる。昨日は見えなくて、今日は見えている個体もあるかもしれないけど、この辺はセンスもあるからなあ。

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コウゾの花

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ムネアカオオアリ

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ギンリョウソウ

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フタリシズカ

角間も開花フェノロジーがかなり進んできた。数は少ないけど、キンランも咲いている。花序が立ち上がってきたのは、サイハイランかな。林業試験所や角間を歩いていてもようやく開花中の植物の名前がすっと出てくることが多くなった。結局、日本でも3シーズンくらい過ごさないとなかなかわかるようにはならないということか。

今週もキビタキが騒々しい。すごく近くまで来てなき騒いでいることもある。おかげで他の鳥の鳴き声があまり聞こえんなあ。途中、タラノキの葉が派手な黄色に変色しているのを発見。これ、林業試験場でも去年見たよなあと思いながら、もう一度撮影。大学に戻ってから「タラノキ 黄色」でネット検索してみると森林防疫62巻5号がヒット。表紙の写真と同じだよなあ。タラノキさび病というものらしい。

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タラノキさび病

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こちらは林業試験場で2013年6月11日撮影

去年も見つけたときに嫁さんにこれなに?とたずねた記憶があるけど、何かわからなかったのだよなあ。一つ疑問が解消されてよかった。それにしても森の中ではとても目立つ黄色。

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久しぶりにヤマナメクジを発見。実験室で飼育中の個体よりはかなり小さいけど、立派な個体。倒木の裏で地衣類を食べていた様子。これから雨が多くなると出会う頻度が増えるかな?
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