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JASTE24二日目 [学会]

今日も5時に目が覚めてしまったので、サッカーを見てから朝食を済ませる。荷物を駅のコインロッカーに預けて、会場へ移動。今日は日本戦だから午前中の参加者が少ない可能性を考えていたけど、それほどでもなかった。今日も植物生態学関係の発表を中心とした会場で講演を聞く。本日は森林バイオマスの推定に使うアロメトリー関係の研究やレーザー測量を利用した発表などが多かった。

最新式のレーザー測量を利用した森林バイオマスの推定法では、高性能機種を使うと非常に高精度の測量を地上から行うことができるらしい。けど、2000万円という金額を聴いて、苦笑した聴衆が多数いた。50万円くらいの機種でも使用方法や解析プログラムを工夫することで、かなり精度をあげることはできるらしい。高性能機種で測量した結果から作成されたCG映像はよいできでした。

カメルーンのNTFPsの樹種を対象とした結実フェノロジーは、多分、同じようなデータはマルミミゾウやゴリラなどの研究者が収集していると思います。まあ、論文になっているかどうかは別問題ですけど。生態学会ではまず聴かないようなネタの話を聴くことになるのが小さい学会のよいところ。ただ、前提条件となっている情報などが、さらっと話されたりすることもあるので、ちょっと聞き逃すとついていけないこともあるので要注意。

昼食のお弁当を食べて、午後からのシンポジウムに参加。熱帯生態学会ではあうはずのない方に声をかけられて、ちょっと驚く。わたしは最初の二人の発表を聞いたところでシンポジウム会場を抜け出してバスで宇都宮駅に移動。さすがにちょっと疲れたので、新幹線での移動中はうとうとして過ごす。越後湯沢で乗り換えてからは、学会期間中に読み終えるはずだった論文に目を通す。これはやはり引用しておかねばなるまい。残りの時間は学会中に戴いた別刷りも読んでみる。口頭発表を聞いた段階では気がつかなかったけど、私が査読者だったらコメントしそうな内容をちょっと考えてみたりする。

金沢駅で40分待ちだったので、一旦改札を出て、駅の回転寿司で夕食を済ませる。

明日はNLへの原稿をお願いした方に確認メールを送付しておいて、その後は林業試験場のミズバショウを見に出かける予定。そろそろ果実が熟してくるのではないかな?
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