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冬鳥がやってきた [日常]

朝っぱらから大学構内でドバトの死体をついばむハシブトガラスを発見。付近を捜すと植え込みのそばに羽が散らばっていたので、こちらで先に食べられていたものらしい。最近、チョウゲンボウがハクセキレイを追い回しているのを見かけたけど、今朝はドバトを食べたのだろうか?

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午前中は3年生を連れて角間へ。思ったよりも天気の回復が早かったので、雨のことは気にしなくてすんでよかった。二人とも金沢大学へくるのは初めてらしい。わざわざ他の大学へ行くこともないか。すでに林業試験場の調査に何度か同行していたので、こちらのマムシグサの大型個体の結実状況を見てちょっと驚いた様子。確かに林業試験場の個体よりもかなり大きい。ただ、まだ全く食べられている様子はない。かなり道路から近い場所なので、食べられるかどうかよくわからんけど、去年は果実がいくつか消失していたので、今後に期待。タヌキのため糞サイトには、カキとアケビの種子が多数転がっていた。その隣に比較的新しいクマ糞も落ちていた。

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すっかり熟したマムシグサ

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ノコギリクワガタの死体が二つ

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追跡中のアベマキ

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ギンリョウソウだろうか?今から咲くわけ?

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クマ糞

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キノコもぼちぼち

調査地の案内を兼ねているので、今日は久しぶりにイチョウのところまで歩く。今年はたくさん熟しており、林床はオレンジ色になっていた。昼食を大学生協で済ませた後は植物園に顔を出したけど、みなさん朝の調査から戻ってきていなかったので、挨拶はまた今度。まあ、角間も時々、調査に同行してもらって、感じをつかんでもらおう。

午後は林業試験場の自動撮影カメラの交換。日曜日に確認したときにマムシグサの果実が冬鳥に食べられていたのだけど、今朝、また別の冬鳥が食べているところを確認。なーんだ、こいつも食べるのか。じゃ、あの写真もそれほど間違っていたわけでもないのか。去年はこの時期にはまだカメラを設置していなかったので、見逃していた可能性もある。去年、食べた連中はまだ渡ってきていないのだろうか?ただし、もう1個体も果実が減少していたので、期待してカメラを確認したら、食べる瞬間を撮影する前にバッテリーが切れていた。登山道沿いだから仕方がないとは言え、好奇心で10枚くらい撮影されてしまったのが恨めしい。

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いくつか根元に転がっていたので、一応、口の中に入れてみた。最初はほんのりと甘さがあるけど、下の先で転がしているうちにチクチクとした刺激に襲われたので、吐き出した。うーん、一つでこのくらいの刺激だから、複数個を一度に口に含むとかなりの刺激になるのかもしれない。ただ、以前、タイの森の中で食べたとある未熟果と比べればたいしたことはないかな。

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