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ESJ63二日目 [学会]

今日はホテルの宿泊客が多いそうなので、早めに起床して朝食を済ませてから、のんびりとシャワーを浴びる。何気なくNHKを見ていたら、先日のSさんのシジュウカラの文法の話が流れていた。朝の全国ネットで放映されているとはすごいなあ。

大会会場では食べるものはほとんどないので、地下鉄までの移動の途中のコンビニで昼食を購入。地下鉄東西線はかなり地下深くまで潜る様子。しかもまだSuicaとかには対応していないらしい。行きは良いけど帰りの切符を購入するときに混みそうとい思っていたら、その通りだった。

朝一番はT01階層ベイズとT03植物の識別能力の集会で迷ったけど、こんな時は企画者が若い方を選択することにしているので、植物の識別能力の集会に参加。来年度の講義でツル植物の自己認識についての論文を紹介したいと思っていたので、その内容について知りたかったこともある。イントロはいきなりジョジョネタだったけど、年齢層が比較的高めだったこともあり、あまりうけていなかったか?

最初は血縁個体か非血縁個体かで、競争種に与える影響が変化するらしい。そんな視点で見たことがなかったけど、今度、葉の出し方とか、しっかり観察してみよう。散布制限がある植物では近縁個体は集中して分布する可能性が高いけど、そんな連中では、血縁個体間で協力している可能性がありそう。次はカメムシの研究者と同姓同名の方かと思っていたら、ご本人が植物の種子発芽に関する研究テーマに取り組んでいるとのこと。確かに同調して孵化するか、発芽するかの違いだから、類似したテーマなのか。最後がツル植物の自己認識の話で、以前、論文を読んだ研究。SSHとかでも扱えるくらいの実験内容だけど、今までそんな着眼点でヤブガラシを観察していなかったので、今度からヤブガラシを見る目がかわりそう。学生実習とかのテーマとして、ツル植物を調べてみても面白いかも?

昼食後は大会登録システム関係の打ち合わせにオブザーバーとして参加。1時間くらいで終わると思っていたけど、結局、2時間半かかってしまった。いくつか早めに検討しておく必要があることがありそうなので、関連する部会に早めに情報提供しておく必要があるだろう。ただ、思っていたよりも仕事が進んでいたので、ちょっと安心した。その後は、去年から調査している研究と今年、新しく取り組むことについての打ち合わせ。1時間ほど相談して、とりあえずは個体識別した調査をやることになりそう。25日以降に林業試験場に出かけて予備調査をしてみようとは思うけど、花が終わっていないとよいのだけど。

夕方の自由集会はアクティブ・ラーニングに参加。うちの職場もアクティブ・ラーニングへの圧力が強まりつつあるので、こちらも対応策を勉強しておく必要があるし、自分の講義で取り入れることができそうであれば、何か取り入れてもよいし。高校などでの具体的な実践報告が3件とその後はコメントが2件。人に教えることで教える側にも非常に大きなメリットがあることは私自身も体験としてよくわかっているし、学生間で教えあった方がわかりやすいこともあるだろう。確かに自分がつまずいたことがないところをどのように教えるのかは悩ましいところ。

夕食は仙台らしく牛タン屋でいただいて、ホテルに戻って休む。
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