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ESJ63三日目 [学会]

昨日は早く寝たので、6時前に余裕で起床。6時半に朝食に出かけて、窓の外を眺めていると、上の方から真下に向かって降りていく猛禽類を発見。ハヤブサか?ドバトはたくさんいるから、その辺を狙っているのだろうか?地下鉄に乗る前に昼食を購入して、会場へ移動。昨日よりも寒いか?

午前中はT16の土壌動物の企画集会に参加。一応、土壌動物も研究対象にしているので、ちょっとお勉強。今年奈良で開催される国際土壌動物学会の宣伝という位置づけもあるらしい。日本国内では、分類の難しさが相変わらず問題になりそう。やっぱり土壌動物図鑑買うかなあ。来年度当初にお金がありそうだったら購入してしまうかな。

昼食後はポスター会場をウロウロして、果実食と種子散布に関連した話題を中心に話を聞く。ちょっと変わったアプローチで種子散布を対象としていた研究もあったけど、詳細を聞くチャンスを逃してしまった。自動撮影カメラの話も聞きたかったけど、ちょっと時間が足りなかった。うちの大学の学生も元気に発表していた様子。

午後は動物植物相互作用の口頭発表会場で一番前に座って、のんびりと話を聞く。普段よりも種子散布関係の口頭発表が多かったような気がするけど、どの発表も楽しく話を聞くことができました。末次さんは話慣れているのかもしれないけど、流れるような発表。ミズバショウはすでにこんなデータが集められていたのなら、卒論テーマにするのはちょっと難しいか。こちらもアカネズミしか撮影されていないので、全く異なる場所でも同じ動物がミズバショウの種子食害を行っているらしい。ただ、種子の一部は食べ残してもいるので、完全に種子を食べつくしてしまうわけでもなさそう。日本でも花蜜内の酵母群集を対象とした研究はかなり進んできている様子。自動撮影カメラのインターバル撮影データも活用してあり、なかなか面白そう。うちの職場内で共同研究を進めるのであれば、このネタは一つの候補だよな。登山家クマの論文は、4/25にCurrent Biologyに掲載されるらしい。めでたい。

夕方の自由集会はW12の熱帯球果植物に参加して、ボルネオのマキ科やナンヨウスギ科の話題をきく。被子植物がうまくやれないところで、頑張っているらしい。けど、個人的にはこういった植物たちが、どのような形で種子散布されているのかを知りたい。自由集会後はホテル近くの居酒屋で夕食を食べて、部屋に戻ってメールチェック。上から順番に処理していたら、今夜の飲み会へのお誘いメールが届いていたことに気が付き、国分町へ移動。その後は1時までセンターのみなさんと飲み会。久しぶりにたくさん飲みました。まさか夜中に雨が降るとは思いませんでした。
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