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JASTE26初日 [学会]

昨夜はそれほど飲んだわけでもないけど、今朝は目覚めたらすでに7時を過ぎていた。ここしばらく、大学院生の調査補助で5時から調査する生活を続けていたので、ちょっと疲れがたまっていたのかもしれない。朝食はバイキング形式で、ホテルに隣接するチェーン店で食べるタイプ。まあ、悪くはない。今日はサイチョウ柄のバティックを着てみたのだけど、派手なグリーンなので、目立つだろうなあ。まあ、ポスター発表のネタもサイチョウだから、悪くはないだろう。

ホテルとバスターミナルの位置関係をきちんと把握していなかったのだけど、こんなに近かったのか。昨日はずいぶんと遠回りして、バス停に行ってしまった。地図、見ておかないとだめだな。今回はポスターを普通紙で印刷して、A4サイズに折りたたんで持ってきた。口頭発表がはじまる前にポスターをはって、先に貼ってあったものをざっと見る。口頭発表は2会場で、A会場は生態より、B会場は人文よりの発表が並んでいる。3分の1くらいが英語発表。留学生が多いけど、日本人でも英語発表がちらほらいるのはこの学会らしい。

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午前中はA会場で、ドローン、泥炭林、森林バイオマス、水利用などの話題を聞く。ランビルの乾燥実験の研究について、きちんと聞いたのは初めて。途中、人文系の発表で聞きたいものもあったのだけど、移動せずにA会場で話を聞く。昼食は大学生協で済ませて、午後もA会場で話を聞く。マレーシアでも国立公園内にClidemia hirtaが侵入しているようだけど、小型鳥類が種子散布に貢献しているのだろうか?ミャンマーの乾燥林の樹木の棒が能力はとても高いとか、シロアリ塚が土壌改良材として利用されているとか、なかなか面白い話題が多かった。

その後は1時間のポスター発表。ビントロングの動物職傾向が低いというデータは、カオヤイのイチジクで延々と果実を食べ続けていた観察からすると納得。フタバガキは種子職昆虫のパラダイスらしい。確かにカオヤイでもフタバガキの発芽実験をするとやたらとゾウムシやガが出てきたけど、カナリウムやアグライアではそんなことなかったからなあ。自分の発表も数人に聞いていただいたので、とりあえず宣伝にはなったか。その後は総会と吉良賞奨励賞の受賞講演。少し押し気味で進んだので、懇親会までしっかり時間がかかってしまったけど、充実した受賞講演でした。3人ともNLに紹介してもらうので、その原稿も楽しみ。

懇親会は学食で開催。年齢層が高い学会だけあって、料理が余っていた。わたしがまだ若い方に含まれるのだから、ちょっと将来が心配でもある。ただ、わたしも学生のころには熱帯生態学会の会員でもなかったし、そもそもこの時期はフィールドワークに忙しい時期だったし。懇親会中にNLの書評用の本を一冊いただく。この本、ちょうど読んでいるところなんだよな。MLに流して、希望者がいなければ、自分で書くかな。

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ホテルに戻ってから仕事するつもりだったので、あまり飲まないつもりでしたが、スタッフの学生さんからコップになみなみと日本酒をつがれたので、結構たくさん飲んでしまった。9時半前にはホテルにたどり着いたので、2時間ほど共著論文の改訂を頼まれた部分のデータを確認して、送付。これで明日はゆっくり起きても大丈夫。
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