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ようやく食べられ始めた [日常]

朝は晴れていたので、スギ花粉が飛んでいることを覚悟しながら、林業試験場へ自動撮影カメラの確認に出かける。ただし、できるだけの対策はとることにして、ワセリンとマスクで防御して、山の中へ。去年の今頃は車で乗り付けることができなかったけど、今日は全く雪がないので、普通に歩ける。先週末まではまだ雪が残っていたようだけど、ここ数日の気温上昇でとけてしまったらしい。まるで3月のような林床。オウレンが咲いていないか、探してみたけどさすがにまだだった。もしかしてと思い、以前の記憶を頼りにカンアオイの仲間を探しに出かけてみたら、1株だけ花をつけていた個体を発見。こんな時期から咲いているものらしい。残りの株はあまり大きくはないので、花はつけないのだろうか。

去年の同時期よりも積雪の影響がないこともあるのか、カメラの撮影頻度は高い。イノシシはともかく、メスジカが撮影されていた。3頭はいたけど、こんなにしっかりと撮影されたのは初めてではないかな?あんまり増えてほしくないなあ。貯水池の様子を除いてみるとクロサンショウウオの卵塊がすでに産みつけられていた。まだそれほど膨らんではいなかったので、比較的最近に産卵されたものだろうか?アカガエルらしきものも見られた。PCで写真を確認するまで気が付かなかったけど、テンがアカガエルのようなものをくわえていたので、2月上旬には動いているらしい。

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ハンノキ林の自動撮影カメラにようやくヒヨドリやシロハラが撮影されだした。さすがに他に食べるものがなくなってきたためらしい。ただ、消費された数はそれほど多くはないので、残りがこれから食べられるのかどうかでデータの質が決まるので、もう少し食べられて欲しいところ。少しは種子も回収できるようなので、何か適当な実験を考えてみたい。ただ、スギ林内の個体は全く変化していないので、目立つところから食べられているのかもしれない。

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研究室で自動撮影カメラの写真を整理しているとfaecbook経由でタイからサラワクのニクズク科と思われる果実の同定依頼。アリルが裂けているので、GymnacrantheraかMyristicaのどちらか。サイズが小さそうに見えるので、前者の可能性が高そうだけど、どちらかまでははっきりとは言えないなあと返信。ついでに3月の調査スケジュールについても確認。車でカオヤイまで送ってもらえそう。少なくとも3日間は野外調査にあてることはできそうなので、しっかりデータを収集することができるように準備しておきたい。

午後は明日の会計監査の下準備。いろいろと確認事項が出てきたので、調べなおしてみる必要がありそう。注文していたノートパソコンが届いたけど、設定は来週だな。とりあえず学内LANに接続するための手続きだけ済ませておく。5年に一度くらいは学生用PCも更新したほうが良いのだろうな。
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