SSブログ

キイチゴ類が増えてきた [日常]

今日は林業試験場に出かけて卒研調査の準備。ただ、肝心の学生が体調不良で動きがとれないので、とりあえず哺乳類モニタリング用の自動撮影カメラの交換。ツキノワグマやニホンジカの撮影は今回もなし。そろそろモリアオガエルの季節なのだけど、今年はまだ卵塊は数個しか見られない。例年よりも少し遅いのか?

前回、調査に来たときにモミジイチゴを対象にすることを考えていたけど、フェノロジーが進んできてみると、同じ場所にクサイチゴやクマイチゴも結実しそう。スギ林の間伐後、数年が経過して、これらの林床植生が発達してきたというところか。モミジイチゴを2か所で比較するよりも、同所的に見られる複数種の果実持ち去りを比較するほうが面白そうなので、今日は設置が簡単なクサイチゴにカメラを置いてみることにする。ただ、まとまって結実している場所はそれほど多くはないし、一度に撮影できる果実数は決して多くはない。

P5231608.jpg

P5231609.jpg

クマイチゴは上向きに果実が付いているので、範囲を決めて定期的にデジカメで撮影しておけば、結実量は評価できるだろう。ただ、果実持ち去りを観察するには、枝の揺れを少なくする工夫が必要。まあ、ある程度、固定するしかないか。クサイチゴは林床にカメラを向けるので、直射日光の影響の方が強いかもしれない。もれなく日当たりのよい明るいところばかり。枝も揺れるし、果実は枝の下にぶら下がるモミジイチゴが一番面倒だろうけど。まあ、1週間ほど様子を見てみましょう。

P5231618.jpg

大学に戻ると、カッコウの鳴き声が聞こえてきた。今年は自宅の近くではまだ聞いていないので、初カッコウ。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。