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ショウジョウバカマが咲いていた [日常]

暖冬傾向なので、角間の春植物の確認のために朝から出かけることにした。小雨の方が、スギ花粉が飛ばなくてよいのだけど、今日は曇り空。湿度は高いのでまだましか。あとは風向き次第。コロナ関係で車がそもそも少ないのか、あまり渋滞に巻き込まれずに到着。

おお、すでにフキノトウがここまで大きくなっているのか。倒れていたカントウマムシグサもすっかり果実がなくなっている。オウレンはかなりたくさん見かけたけど、シュンランはまだで、ショウジョウバカマが1個体だけ咲いているのを発見。ネコノメソウもそろそろ咲きそう。その後は調査対象種を探して、トレイル沿いのササ藪をウロウロして、花の様子を確認。去年の個体はすべて残っているようなので、調査候補として確認しておく。あとは調査時期を早めに決めて調査申請書を作成しよう。

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早めに終わったので、自然史資料館の植物のレッドデータブックの企画展をのぞいてくる。調査服のままで、しかも工事関係者が出入りしていたこともあり、入館者にカウントされていなかった様子。石川県内のレアな植物はあまり見たことがないんだけど、その辺の標本が並んでいて、なかなか渋い展示。

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大学に戻ってからは、#FSD2020で流れてくる会議の様子を眺めながら、申請書作成の続き。一通り書き上げたので、共同研究者に内容を確認してもらうことにする。ずいぶん昔に考えていたことを別の調査地で最新の技術を利用して解明する内容だな。最近の文献、アブストしか読んでいないものが多かったので、ざっと目を通してみる。この概念図は使えそう。調査地に合わせた手法に修正するなどを考えていると結構時間がとられた。調査時期の問題もあるので、その辺を売りにするような形でまとめてみる。

明日は金沢工業大学で共同研究の打ち合わせ。自動撮影カメラのデータをどのくらいうまく活用してもらえたのか楽しみ。
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