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カメラを交換してきた [日常]

朝はヤマネコノメソウの発芽実験の確認。だらだらと発芽が続いているけど、1か月前と傾向は変わりそうにないので、卒論はそのままのデータでまとめてもらうことにする。こんなにだらだらと発芽するんだっけ。その後は昨日やり残したトベラ以外の種子の確認。マンリョウがかなりたくさんあるけど、きれいに種子だけになっているものばかりではなく、果皮がそのまま残っているものもたくさんある。

意外と天気が良くって晴れ間も見える。雨雲レーダーを確認したら2時間くらいは天気が持ちそうだったので、急遽、自動撮影カメラの確認のために林業試験場へ出かけることにする。事前に最寄りのアメダス地点の積雪を確認したところ60cm程。この場所とほぼ同じ数値なので、雪の中を歩くことを想定しての移動。鶴来の街中までは大したことはなかったけど、坂道を登っていくとどんどんと積雪量が増えていき、曇り空になる。こっちは降っているなあ。そのうち道路にも雪が残るようになり、普段の駐車スペースは普通に雪が残っていた。そこからスノーシューとカメラをもっててくてくと移動。今日は誰も歩いておらず、私が一番乗りらしい。ちょっと不思議だったけど、翌日になって理由がわかった。

前回よりは積雪は減っていたけど、スノーシューをつけてきてよかった。ただ、せっかく来た割にはほとんどカメラに撮影されている動物はいなかった。一番多かったのは雪山トレッキングを楽しむ人たちの写真だった。それでもカモシカ、シカ、テン、タヌキ、イノシシ、ウサギなどは撮影されていた。前回は気が付かなかった場所のヒメアオキの葉が丸坊主になっていた。これシカの食害だろうなあ。2時間ほどで予定の調査を終了。今回は雪の重さで落ちているカメラはほとんどなかった。

研究室に戻ってからは卒論の添削。うーん、結果のところに考察が混じっているところがあるな。この辺はしっかり区別して書いて欲しい。どうもデータが足りない感じがするので、開花フェノロジーを追加したらよいんではないかな。明日は回収してきた種子の発芽実験準備を終わらせてしまいたい。コントロールがないものが多いけど、確実にヒヨドリが排泄したことがわかっている種子もかなりあるので、何かのデータには使えるだろう。
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