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トベラの種まきをした [日常]

朝は3年生と一緒に先日見つけた場所へでかけて、残っている種子の回収。途中、いつものトベラにヒヨドリがいたらしく、1羽飛んでいくのが見えた。先日、落ち葉を回収した後に残っているトベラ、マンリョウ、オモト、ヤブランなど大きな種子を中心にピンセットで回収する。レンガの隙間に残っているものは、手袋では回収できなかったので、結構たくさん残っていた。さすがに排泄されたトベラ種子の粘着性はなくなっているので、拾いやすい。1時間ほどかけて残っていた種子を一通り回収して、研究室に戻る。帰り際、再びヒヨドリがトベラを訪問しているのを観察。1時間に1度くらいは来ているのなら、近くに車を止めておいて、真面目に観察したら、少しは採食データも集めることはできそう。でも例年はこんなに訪問している姿を見た覚えはないので、この冬はよっぽど食べるものがないのではなかろうか。

研究室に戻ってからは先日、洗った分と合わせて、まずはトベラの種子を発芽実験用に回収する。プラケース1個当たり15個にして、順番に数えていく。1000個くらいはありそうだと思っていたけど、実際、1000個を少し超えるくらいの種子を回収することができた。よっぽど頻繁に使っていたらしい。トベラ以外の種子はクロガネモチが圧倒的に多いけど、こちらは小さいので最後にしよう。次はマンリョウ、オモト、ヤブランだと数えやすいものからかたづけていこう。少し大きいのはアブラチャンの種子に見えるけど、そんなものこの辺にあったかな?小さいのは何かナス科っぽいけど、とりあえず植えておこう。

午後は年末に依頼した査読が期限を過ぎても戻ってこないので、自分で査読してしまうことになりそうな論文を読み返す。一部、引用文献が全く反映されていない箇所があるなあ。最近はフリーの文献管理ソフトも優秀だと思うんだけど。ざっと読みなおして、アプローチは面白いんだけど、得られた結果が妥当であるかはすぐには判断が難しい。そもそも前提条件が異なる気がするので、もう少し時間をかけて読み直そう。

今日は卒論タイトルの締め切りなので、タイトルの確認。2週間前にゼミで話したときから少し解析が進んでようやく方向性が決まってきたのと、3人でいろいろと考えたようす。それほど修正する点もなさそうなので、サクッとメールで連絡してしまう。さて、次は1週間後の要旨提出。例年よりもかなり文章の執筆が遅れているので、学生たちも大変そう。

トベラの文献を探していたら福井県でイソヒヨドリが食べている可能性があげられていた。確かに海岸林にたくさんある樹木だし、イソヒヨドリが食べても不思議はない。

耐寒継走に向けて月間200km走りこんでおいてくださいと連絡が来ていたけど、そんなに無理。
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