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オニハマダイコンを見に出かけた [日常]

今日は昨年の夏にオニハマダイコンの除去実験を行った場所の状況確認のため、卒研生と一緒に移動。職場からは1時間ほどで到着。天気が少し心配だったけど、雨雲からは外れたようなので、海浜を歩くにはちょうど良い感じ。移動中、のと里山海道はオオキンケイギクが目に付いた。ドライブレコーダーにも記録されるだろうから、長距離移動してカウントするくらいはできそう。そんな研究があったような気がする。

調査に到着してからは、オニハマダイコンの観察と除去実験を行った場所を見学。十分に成長した個体はすでに若い果実をつけている。まあ、例年並みくらいか。大型個体だと数百個くらいは果実がありそうだけど、一度、真面目に数えてみよう。サイズの指標と結実数の対応関係を見ておけば、どのサイズをいくつ除去することで、種子散布をどれくらい減らすことができるのかは検討できるだろう。ただ、海からどんどん運ばれてきているようだとあまり効果はないかもしれないけど。

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砂浜はハンミョウたちがせわしなく動き回っていた。交尾個体も多い。スナガニもウロウロしている個体が目についたので、すかさず撮影。海岸線を歩きながら、オニハマダイコンの様子を見たけど、除去実験をしたところとコントロールで見た感じの定着個体数に差はなさそう。仮に前年度の種子散布が少なかったとしても波で攪乱されたり、これまでの埋土種子の効果が大きいのであれば、除去実験の効果がなくてもそんなものだろう。ただ、一度、現地の状況を見たので、今年度の除去実験前にやることをいろいろと考えてもらう。

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夕方、帰宅前に白山市の若宮公園のヤマモモを見に出かける。中学生のころによく部活の練習で来ていた時にヤマモモの果実を見た覚えがあったので、探してみるとたくさん実っていた。多分、同じ個体だろう。最初に見つけた個体は周辺をオス個体に囲まれているのと遊具が近いので、常に人がいて観察が難しそう。

他にもあったような気がしたので探してみると池の近くで1個体発見。こちらは観察しやすい位置にあるし、散歩の人くらいなので、しばらく観察してみることにした。ただ、東側から観察することになるので、この時間帯だと光条件が良くない。職場の個体よりも圧倒的に結実数が多いし、下にもたくさん落ちている。しばらくするとムクドリの群れがやってきて食べ始めたと思ったら、ヒヨドリが飛んできてすぐに追っかけていた。かといって、ヒヨドリが果実を食べるわけでもなく、近くに営巣しているのだろうか?

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