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角間の自動撮影カメラを確認した [日常]

微妙な天気だったけど、角間の自動撮影カメラ確認にでかける。3年生を連れて歩いたのが2週間前なので、前回交換しなかったカメラ分を交換用にもっていく。今年から果実食の調査用に焦点距離を改造したAcorn6210の他に小型のAcornMini30も使っている。こちらは改造なしに1mくらいの距離で撮影できるのと小型(13 x 8 x 5cm)なので、ザックに10台とか詰めても大した量にならない。バッテリーも単三4本で、Acorn6210の半分で、重量もかなり軽くなる。冬の果実は長期間運用が前提なので、バッテリーが切れないか心配だった。今のところ撮影条件にもよるけど、1か月程度なら運用できそうなので、月2回の頻度で確認に来る分には問題なさそう。

ただ、画角がかなり広いので、狙っている果実以外の場所を通過していると思われるネズミなどが結構撮影されている。しばらくはそのまま運用してみるけど、あまりに余計な映像が多くなるようなら、センサー部分を狭くしたほうがよさそう。ただ、外部モニタ―接続しないと映像確認できないのはちょっと面倒。その場で確認したいこともあるし。

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林冠のコナラやアベマキはすっかり落葉して、林床はかなり明るくなっていた。今年はここのオモトも結実しているので、カメラをおいてみているけど、アカネズミが通過している映像ばかりが撮影されている。そもそも果実サイズがかなり大きいので、ヒヨドリやシロハラくらいでないと食べられないので、2年前は全く食べられずにその場に果実が落ちていた。カメラを確認してみると、角間でも11月中旬にヒサカキをシロハラが食べているところが撮影されていた。林業試験場でも11月上旬から中旬にマミチャジナイやシロハラが撮影されていたので、その時期に渡っていった個体が多いのだろう。

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今日の午後は3年生に室内作業を体験してもらうので、その材料としてノブドウ果実を採集。熟してアイボリーっぽい色合いになっている。11月に卒論用に採集した個体はほとんど落葉して、果実も落ちているものが多かった。キゴ山の個体も確認したけど、道端の個体は道路の環境整備で掃除されていた。ノブドウは、あまり真面目に観察したことはなかったけど、秋に食べられなかった果実は冬になるとどんどん落ちている様子。落ちていた果実は、茶色くなってきていたので、傷んでいる様子。これは寒くなるとだめになるのか?それとも落ちたときに傷がついたんだろうか?

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