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JASTE33初日 [日常]

6時前に起床して、メールチェック。曇り空。6時半からの朝食にあわせて会場へ移動。メインは6つから選択する形式だったのでシラスどんぶりにして、あとはバイキングの料理をいくつか選択。デザートに小夏が並んでいるのが高知らしい。委員会は午後からなので、午前は高知県立牧野植物園を訪問する予定で、バスの運行時間などを確認に出かける。周遊パスみたいなものを購入すれば便利そうだけど、バスターミナルはまだ空いていない時間帯。近くのホテルの窓口でも販売しているようなので、聞いてみたら購入できた。これで朝の準備はOK。ホテルから学会会場までも徒歩数分の距離。植物園で3時間過ごしてホテルに戻ってくるとすぐに移動することになるので、学会会場に出かける荷物を準備しておく。

8時ごろのバスに乗って植物園を目指す。9時の開園時間前に到着するので、手前の五台山の展望台で降りて周辺を散策。バスの運転手さんもまだ開園には時間があるから、周辺を散策してからくるとちょうどよいと他の乗客にも勧めていた。そこら中にマメヅタがあって、照葉樹林を感じる。林床には巨大なテンナンショウがぼこぼこ生えていたんだけど、ムサシアブミだったのか。ヤマモモが結実していて、ムクドリが盛んに食べていた。竹林寺の池のハンゲショウも開花中で、熱帯ならコショウの仲間っぽい雰囲気なんだけど、これドクダミ科なのか。そんな感じで写真を撮ったりしていたら開園時間ギリギリになって到着。

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駐車場には大型バスが何台も来ている。ただ、入り口から入館料を払うところまでの区間に配置されてた土佐の植物生態園を見ている間に結構、時間をとられてしまう。これがユキモチソウなんだ。このペースだと3時間で回り切れなさそうなので、入園後は大まかな時間配分を決めて移動。開花中の種、朝ドラで取り上げられた種は、それぞれにポップがついていて、わかりやすくなっている。ただ、朝ドラで取り上げられた種はもう少しエピソードが書かれているとイメージがしやすかったのかもしれない。ここのシラン、結構、結実しているように見える。

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3時間ほど園内をウロウロして一通りは見たけど、現在開花中の植物を見てまわることを優先したので、建物内の映像資料、QRコードの展示解説などはほとんど見ている時間がなかった。トイレの中にエノコログサとヒメジョオンが飾ってあるのが良い感じだった。コチャルメルソウ以外のチャルメルソウはあまり見る機会がないのだけど、今回、シコクチャルメルソウをしっかり観察することはできた。花序長いな。ノブドウの解説には、正常な果実はほとんどないと書かれていたなあ。確かにこの環境だとゴールばかりになるのかも。立派なトビカズラが結実していたのが見事だった。ツブラジイの板根もまあまああんなものか。最後に温室を見学した時にバニラの結実個体がいたので、匂いを嗅いでみたら、しっかりバニラだった。予定のバスでホテルに戻り、昼食を食べてから学会会場へ。3時間じゃ足りなかったし、もっと別の季節に見学してみたい。

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ホテルから徒歩数分の距離で近いのは便利。午後は編集委員会と評議員会と二つの会議に続けて参加。夕食は高知料理を楽しむ。ほとんどの人が数年ぶりにお会いする人ばかり。去年くらいから海外調査を再開している人が多い様子なので、そろそろタイにも行きたいところ。
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