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スズメ本 [本]

先週で講義が終了しているので大学キャンパス内には、学生の姿がほとんどない。卒業研究が本格的に忙しくなるのが1月以降になる研究室が多いのだろうか?わたしのところは野外調査がメインなので、後はひたすらデータの解析と卒論としてのまとめの作業になるので、年末年始も頑張って欲しいところ。思ったほどデータが取れなかったところはしっかり文献を読んで補強してもらうしかない。

わたしが立教大学の上田さんのところで学術振興会ポスドクをしていた3年目に同じくポスドクで所属していた三上修さんの著書がでました。

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スズメの謎
三上 修 著
単行本: 143ページ
出版社: 誠文堂新光社 (2012/12/20)
言語 日本語
ISBN-10: 4416212690
ISBN-13: 978-4416212691

三上さんがスズメの研究を開始したのは立教大学に来てからなので、丁度、研究を開始した頃によく聞いていた内容も書かれている。大部分はその後、更に発展した内容なので、初めて知ったことも多い。うちの自宅にはスズメもツバメも巣を作ってはいないけど、実家にはスズメの巣は複数個ある。職場でも建物の隙間を利用して上手に営巣している。

毎週のようにポスドクや院生たちで研究室で飲みながら、研究やその他の色々なことを議論していた日々が懐かしい。大学院時代を過ごした生態学研究センターのリフレッシュコーナーとは、また違った雰囲気で議論をしていたと思う。あの頃の大学院生たちが学位を取得する時期になり、研究成果をガンガンあげつつあるのはたのもしい。

明日で大学は仕事納め。複写依頼をしていた文献が届くと嬉しいのだけど。もっと前に依頼しておけばよかった…。休み中の宿題は、年賀状の作成、査読1件、コメント1件。年末年始にJournal of BiogeographyとIntegrative Zoologyの種子散布の特集号のPDFファイルがようやく手に入ったので、読みたいのだけど、全部は無理かな。

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林業試験場のヤマドリ