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はやにえを見つけた [日常]

明日から天気が崩れそうなので、午前中は角間に自動撮影カメラの交換に出かける。いつものように尾根沿いの道を登りだすと、トノサマガエルの串刺しを発見。

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立派なはやにえ

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テンの糞?

今日もエナガの群れが頭上を通過。その他はヒヨドリ、シロハラ、イカルなどが騒いでいた。シロダモを食べている連中がいるらしい。トレイル沿いのキノコはずいぶんと増えてきた。先週、ひらいていたキノコはすっかり腐敗していた。

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午後は林業試験場のカメラの交換作業。先日、調査したときにはイチョウの周辺にツキノワグマの糞が落ちていた。中はギンナンで一杯だったのだけどすべて消失していた。ネズミが持って行ったに違いない。前回、確認したときに自動撮影カメラを設置すべきだった。

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ツキノワグマの糞

マムシグサのカメラは少し時期が早いのだけど交換してしまう。一部の個体で果実が食べ散らかされていた。正確には、食べているのは果肉ではなく、果肉内の種子なので種子捕食者ですな。こいつが食べるなら、もっと他の個体でも食べられてもよさそうなものなんだけど、倒れていない果序に登って食べるほどでもないということだろうか?それとも単にここでは糞に含まれていた種子が多数転がっていたので、食べたのだろうか?

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種子捕食の痕跡

2ヶ月ほど前にお断りした依頼原稿がなぜか再びやってくる。えーと10月末が締め切りだった原稿が12月初めにまで延びたらしい。さすがに断りにくいので、タイから帰国後に集中的に取り組むことになりそう。共著論文はweb上で担当部分を仕上げていく方式らしい。アジア、アフリカ、新熱帯とすべての地域をカバーしている著者の顔ぶれなので、そうするしかないんですな。でも正直、わたしはTropical Mountain Forestに関する知識はあまりないので、その辺は帰国後に勉強することになりそう。

それとは別に熱帯地域のFSD研究者で共同プロジェクトを立ち上げようとオーストラリアの研究者からプロジェクト概要メールが送付されてくる。うーん、タイの古いデータしかないのが問題なのだけど、それでもよければ喜んで参加したい。一地点の情報だといい雑誌を狙うのは難しくなっているも現実だし。日本でも同じような形式で情報収集できないかしらん。

週末は大学業務で一日つぶれるので、日曜日にタイ行きの準備をしてしまわねば。