SSブログ

タイ調査二日日 [研究]

昨夜は早く寝たので5時に目が覚める。目覚ましをかけた意味がない。早朝はさすがに使う人が少ないのか、スムーズにネットにつながる。水浴びして、冷凍のグリーンカレーをレンジで温めて朝食。必要な荷物をもって、タクシーで東北バスターミナルへ移動。さすがに6時前半は道路もそれほど混んでいない。ターミナルまで15分ほどで到着。パクチョン行きは50番カウンターだったけど、隣の49番になったらしい。150バーツで、以前と比べると少し値上がりしたかな。ただ、6時半のバスを5分差で逃して、1時間近く次のバスを待つことになってしまった。

待ち時間はひたすら原稿を読んで、自分の担当箇所について考える。途中参加である程度、原稿の骨子が整っている形で、足りないところを埋めるわけだけど、東南アジアではTMFでの種子散布の研究はそれほど行われていない。ただ、げっ歯類による種子の持ち去りを調べた研究自体が少ないので、TMFのデータを比較は難しいだろう。東南アジアだとフタバガキ科からブナ科に樹種が変わるパターンだろうけどフトモモ科も入ってくるのか。植物相の構成を比較していても散布型で区別している論文ってあったけか?

そんなことを考えているうちに少し遅れてバスターミナルを出発。途中でも乗客をひろったけど、かなりガラガラだった。チョコチップクッキーと500mmの水のボトルがサービスでついてきた。前はコップにコーラだったから、ちょっと豪華になった?3時間はかからなかったけど、バンコク市内を抜けるのに時間がかかったので、パクチョン到着は10時15分。

バスターミナルでナローングさんと合流し、その後、買い出し中のオーツさんの車と合流。早めの昼食を済ませて、今日の宿へ移動。オーツさん宅のすぐ近くで1泊800バーツ。明日の朝から森の中に入ることにして、午後はパソコン仕事。さすがに移動続きで微妙に疲れている。ここでも関空で借りてきたWifiは問題なくつながる。宿でもWifiが使えるけど、日本から持ち込んだほうがスムーズなので、そちらにつなぐ。まあ、わざわざ借りてきたから使いましょう。とりあえず引き受けた査読原稿を読んでしまう。

夕食はオーツさん宅でいただく。ペンちゃんもすっかり大きくなって17歳。わたしがちょうどカオヤイで調査を始めた時に1歳を迎えたので、覚えやすい。自宅のPCで字幕のタイ語を見ながら、日本語音声のアニメを見て、日本語を覚えているらしい。カオヤイチームのメンバーは元気かと聞かれたけど、最近、顔を見たのは湯本さんくらいなので、残りは年賀状くらいのやりとりだよと話す。

宿の隣の食堂はカラオケつきだったか…。今夜は早く眠れるかな。トッケイヤモリが鳴いているので、東南アジアに来た気分になる。