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糞内容分析調査三日目 [研究]

早起き3日目になるとほっといても4時前に目が覚めるようになった。今朝は風もなく静かな朝。仕事が増えそうだ。朝食後、さっさと調査地へ移動して、今日の仕事の準備。昨日の夕方にKさんが旅立ったので、今朝は5名と人員が少ない。7時から参加者が1名増えるのだけど、名前を見ると数少ない東南アジアの熱帯で鳥類調査をしている方だった。普段、生態学会くらいでしかお会いしないので、こんなところでお会いすることになるとは。もっとも相手の方が、どうして私がこんなところにいるのかと不思議がっていましたけど…。

今日の朝一番は初日ほどではないけど、そこそこのサンプル数。その後も10時ごろまではコンスタントにサンプル数を稼ぐことができた。おかげで、昨日、採集してきたマムシグサの果実数を数える暇がなかった。まあ、こちらはおまけの調査なので、本来の仕事のお手伝いを優先する。それにしても日本の種子図鑑は素晴らしい。今年になって新しく購入した「木のタネ検索図鑑 同定・生態・調査法」はちと高いけど、調査法については、種子散布を研究する学生によさそうな内容。これは便利だ。さっそく研究室の学生にすすめておこう。

空き時間に計数したマムシグサの果実数は250個だった。ちょっと過大評価していた。ただ、昨日、夕方に道路際で見かけたもっと巨大な果序は300個くらいありそうだった。そんなに栄養条件が良いのだろうか。

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昼食後は荷物を片づけで、帰路につく。去年は帰り道にコウノトリを見かけたけど、今年はアオサギやコサギしかいなかった。夕方に研究室にたどり着き、急ぎのメールにだけ返信して帰宅。さすがに疲れた。明日は科研費申請書の仕上げと月曜日の卒研中間発表会資料へのコメント。