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フィールド体験実習手取川上流 [日常]

朝から1年生向けのフィールド体験実習の引率で手取川を上流に向かって移動。例年よりも参加者は少なく26名だけど、コロナ対応もありバスは2台で教員も3名で引率。今日は白山頭首工、市ノ瀬ビジターセンター、手取川ダムの順番で訪問予定。天気は秋晴れで素晴らしい。まずは大学から最寄りの白山頭首工を訪問し、北陸農政局の方から手取川流域地区での灌漑排水事業の概要や白山頭首工の改修工事について説明していただく。一人はわたしがこちらに就職した年の卒業生だった。増設された右岸魚道や改修された固定堰などを見学。そういえば固定堰からの白滝がきれいに見えると思ったら、景観に配慮した改修で意図的なものだったらしい。なるほど。

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その後は道の駅瀬女で休憩後、市ノ瀬ビジターセンターへ移動。予定よりも少し早い12時前に到着。まずは昼食を済ませて、その後、白山自然保護センターの方から簡単に説明をしていただき、あとは13時半まで遊歩道を散策するスケジュール。昼食を食べているとキリギリスの鳴き声がいたるところから聞こえてきて、風が吹くとドロノキの種子が飛んでくる。ツリフネソウにはいつものごとくトラマルハナバチが来ていた。ここ白花のツリフネソウもあるんだ。最後尾のグループについて歩いたけど、鳥好きの学生もいる様子。途中、遊歩道の真ん中に比較的新しいツキノワグマの糞が落ちていたのが一番インパクトがあったか。

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最後は手取川ダムの見学。予定よりも少し早い時間に到着。大規模なロックフィルダムを見ながら、国土交通省の方から手取川ダムの概要、運用、管理などについて説明していただく。例年は操作パネルとかを実際に見ながら説明を受けていたけど、資料をもらって野外で説明を受けるのも悪くはない。貯水量は少なめで、通常は水面下であまり見ることができないところまで見えていた。こんなところに解説ビデオがあったとは知りませんでした。

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予定よりも15分ほど早く大学に戻ってくる。忘れないうちに職場のFacebookに今日の実習内容をまとめて投稿しておく。明日は良い天気だけど、明後日の実習は雨で難しそう。
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