フェノロジー [論文]
午前中に共著論文の原稿がメールで送られてきた。この論文も0稿を読んでからかなり時間が経過したけど、そろそろ投稿できそうな感じ。群集レベルのフェノロジー調査で、カオヤイがある東南アジアの熱帯季節林ではこういったフェノロジーの研究例が全くなく、基礎データとしての価値は高い。ただ、植物の繁殖フェノロジーだけの論文って、最近はBiotropicaやJournal of Tropical Ecologyレベルの雑誌でもなかなか掲載されにくいからなあ。調査期間は必要最低限の3年間は確保しているし、調査個体数は1,600個体とまあまあなので、どうにかなると思っているのだけど。今週中にコメントを書いて送るので、来週中には投稿して頂戴。
しかし、自分が書いている論文もさっさとすすめなければ。今週、この半年で発表された論文で関連していそうなものにはざっと目を通して、イントロの構成がだんだんと固まってはきたけど、ちと饒舌な感じ。私が書く論文は記載的な内容も多いこともあるけど、レフリーや編集長から長すぎるとコメントをつけられることが多いので、スリムな論文を書くことは常に意識するようにしているのだけど、ついついいらないことまで書いてしまっている。
公募情報をいくつかプリントアウト。来年度4月からの公募が出る頃だから、準備もしておかねば。
2006-08-04 14:21
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