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すっかり落葉したイチョウ [日常]

今日は久しぶりに朝から晴れているので、午前中にルーチンのイチョウの調査へ出かける。ついでに明日の講義のためにコケ植物の代表的なグループを撮影。さすがに大学周辺の街路樹のイチョウはほとんど落葉してしまって、樹上に残っているギンナンも少ない。

林業試験場の調査対象のイチョウも落葉が進んで、林床がすっかり落ち葉で覆い尽くされていた。先週、設置したギンナンは設置後にスムーズに食べられており、持ち去り量は定量化できそう。ただ、樹上にほとんど残っていないので、あと1週間くらいしか調査にならないかな。来年度の卒業研究テーマとしては使えそうだということはわかったので、今年度はこれで十分。

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すっかり落葉した

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落葉をどかして設置

この2ヶ月くらい調査を継続してきて、タヌキは丸呑み、アナグマはその場で外側だけ食べる、アカネズミは持ち去って外側を捨てて、中身を食べているらしいということはわかってきた。タヌキとアナグマはジュクジュクの種子を利用するけど、アカネズミは落下したばかりの種子を選んでいるような気がする。この辺は飼育個体を利用して確認してみたい。

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アナグマの食痕?

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アカネズミの食痕

イチョウの調査を終えてから、沢沿いでコケ植物を探す。ツノゴケ類の写真が一枚もなかったので、探していたのだけど、ようやくそれらしいものを発見。コケの本をいくつか読んで、イメージを作っていたけど、なかなか見つからないものですな。

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ジャゴケ

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ツノゴケかな?

午後は卒業研究の中間発表。初めてプレゼン用のスライドを作って話してもらった。レジメだけではなく、スライド作りの方もこれから頑張ってもらいましょう。統計処理もこれからかな。
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