SSブログ

自動撮影カメラチェック [日常]

久しぶりに林業試験場に出かけて自動撮影カメラの確認。本当はフィリピンからの帰国直後に出かけたかったのだけど、今日になってしまった。設置してある6台のうち1台はコナラ林に設置してあるので、日光でどんどんと撮影されてしまっている可能性が高いので、もっと短い間隔で確認に出かけたいところ。

研究テーマを検討中の卒研生二人を連れて、カメラを確認して歩く。さすがに連休中で好天に恵まれていることもあり、登山客も多い。カメラにもワラビやゼンマイを採集中の姿や登山客の写真が多数撮影されていた。去年は7月になってからカメラを設定していたので、撮影された登山客が相対的に少なかったのだろう。

カメラを回収して歩きながら、開花中の植物は写真記録を残しておく。学生に教えながら歩くとこちらも覚えやすい。スギ林の林床はホウチャクソウやマムシグサが開花中。マムシグサってこんなにたくさん開花している割には、結実個体が少ないのは刈り取られているからだろうか?まじめに散布者を調査するとなると事前にマーキングして刈り取らないようにお願いするしかないか?ウマノアシガタもきれいに咲いている。

IMGP0283.jpg

IMGP0286.jpg

IMGP0282.jpg

ネコノメソウはすっかり結実していた。実験的に雨滴散布を調べても良いけど、時期が卒業研究向けではないか。標高が少し高い所ではニリンソウがまだ咲いていた。先日の実習中にキランソウは見ていたのだけど、ニシキゴロモも咲いていた。途中の川沿いの水たまりでヒキガエルを数匹発見。今まで見たことがなかったけど、ここで産卵するのかな?そういえば、去年はここでヤマカガシを見かけたっけ。

IMGP0285.jpg

IMGP0296.jpg

IMGP0297.jpg

カメラの確認を終えてから、試験場内をふらふら散策している時にユキグニミツバツツジを訪花するギフチョウを見かけた。シャッターチャンスを逃したのが残念。林床の植物を対象とした結実調査をするなら、そろそろ準備する必要があるかな。
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0